幼児教室なしお受験-経緯編-

そもそもなぜ小学校受験をしようと思ったのか。

その経緯からまずお伝えしていきたいと思います。

一言で言うと、中学受験回避が主たる目的です。

副目的は長男の特性を伸ばす、です。


首都圏の中学受験

我が家は2歳差兄弟の息子たち。

■夫は公立小→中学受験で神奈川私立御三家→国立医学部

■私も公立小→中学受験で地方の医歯薬進学率の高い私立中高→私立医学部

なのでどちらも中学受験組で、子供たちについてもぼんやり「中学受験させればいいよね」程度に考えていました。

でも色んな情報を耳にし、特に首都圏の中学受験の過熱ぶりを耳にし、ついていける自信がなく…

だって最寄りのサピ小1からずっと満員御礼なんですが…

満員御礼


加えて、私は小6の秋から通塾開始(地方なので過熱していない)で中学合格できたこともありそんなにしんどい思い出とかはないのですが(いやそれでもやっぱり日曜にテストがあったりするからなんか鬱々とした気持ちだったことは覚えているぞ)、夫は首都圏生まれ首都圏育ちなので小4から通塾開始して、思う存分遊べなかったことが本当に嫌な思い出なんだそう。→ただ、ここに関しては今や公立小に行っても小4以降はみんな塾行ってるしそんな遊べる人いないと思うけどね。と思いつつぐっと飲み込みました。

その思い出があるので「子供に小1から通塾…?ええ…」みたいなテンションになってしまっていました。

それもあり選択肢を増やすという意味で「小学校受験、一応やるだけやってみる?」みたいな雰囲気になりました。

長男の特性

また長男が巧緻作業が得意ということもあり幼児教室は通わせなくとも良いのでは?と思ったことと、ちょっとユニークな感じの感性なので

・年中でジャックという幼児教室に体験で連れて行ったとき、先生から青のクーピーで○を書きましょうと言われたところ水色のクーピーを持ち『これも青の一種だからこっちのクーピーでも良いですか』と言い先生を困惑させた

・童話の『赤い靴』を読み聞かせしてもらい感想を求められたところ『最初にお母さんが死んでいるのに靴がどうこう言うことにこだわるのはおかしいので話として成り立っていない』と言う

とにかくそんなエピソードばかりですので、公立に行って相性悪い先生と当たると結構しんどそうだな、と思ったこともあり、こんな長男をありのまま受け入れてくれるところを探そう、と言う結論に達し、幼児教室なしの小学校受験という無謀なチャレンジをすることになりました。

ちなみに、首都圏の公立小学校は毎日校庭で遊べないというのも我々夫婦は結構衝撃的でした。夫は開門前から学校に並び校庭で遊んでいたらしく、「毎日校庭使えないとか…えっ!?!?!」とかなり引いていました。そういうハード面の不自由さの解消目的もありましたね。


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