「仕事が終わらない」と言う夫にかけた言葉
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8月の東京は、暑い。
連日35℃前後。夕方、夜になってもまだまだ蒸し暑い。
19時過ぎ、子供の習い事のお迎えで歩いていると、帰宅する大人とたくさんすれ違う。
こんな暑い中出勤してるのか。当たり前だけど、大変だろうな。
自営業自宅勤務の私は、自宅の机に座れば即仕事ができるので、いまは出勤とは無縁の生活だ。
そんな私も、6年ほど前まで毎日通勤していた。
片道1時間。
コロナも始まる前に、いわゆる『子育てと仕事の両立』の中で、私はギブアップした。いまはいまで、おかげ様でひとりで会社員程度の収入を得られるようになったので、会社員に戻るつもりはないのだが、それは置いておいたとしても、あの会社はそれなりに居心地が良かったなと、いまだに思い出す。
外資系広告代理店、勤続10年で退社した。
とはいえコロナで会社の業績もかなり落ちたらしいので、あのままの居心地の良さが続いていたかはわからないが、でも、あの時私が、『両立』の中でもみくちゃになっていなかったら、少なくともあと数年は、あの会社にいただろうと思う。
今の生活は気に入っているので『後悔』はないが、心残りはある。
2018年の当時、私のいた営業部署は既に人手不足になっていて、私は明らかに、マネージャー職を担うことを求められていた。
いろんな会社でいろんな役職があると思うが、この『マネージャー』とは、部下を持つということではなく、部下を持つディレクター(チームでいちばん偉い上司)の補佐をする、という意味だった。補佐をするにも、現場やその業界の知識や経験が必要だったため、2度目の育休から戻った私は、既にその業務を担わされていた。
もう、私の昇進が準備されていたと客観的に見てもそう思う。
実質の業務は既に担っていて、あとは年1回のアプレイザル(人事評価)で自分から昇進を要求すれば、通ると思った。
でも同時に私は、既にもみくちゃだった。
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夫婦サバイバル(ワーキングマザー編)
ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
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