そんなに大変なら手を抜けば?もしくはお母さんに手伝ってもらえば?
長男トラ(この呼称を使うときと使わない時があってややこしくてすみません…)が生まれてすぐ、私は打ちのめされた。
こんなに大変なこと、みんなやっていたのかと本当に驚いた。
「ずっと知ったような顔をしていてすみませんでした!」
世の中に向かって謝りたい気持ちだった。
初めての子育てという新しい世界。それは自分の限界を知る世界でもあった。自分が何を欲し、何を求めるのか、それを自分に問い続ける世界でもあった。
「あなたが思うよりも、今私はギリギリ。『大丈夫?』って背中をさすってください。」
夫にそう言うと、夫は言われた通りに背中をさすってくれた。
トラが生まれて2ヶ月は、正直夫との不公平に気づくよりもっと前の段階というか、それどころではなかった。
初めての赤ちゃんのお世話と睡眠不足、そしておそらくホルモンバランスの崩れによって私は見事に産後うつ状態になり、そこから脱することが第一段階だった。
運よく自分で自分をそこから引き上げることができて、目の前の霞が晴れてやっと、『普通』の状態で赤ちゃんや自分、夫や世の中を見ることができた。
そして次の段階。
アレ?なんかズルくない?
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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。
その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。
ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。
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ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
ありがとうございます。今後の活動の原資にさせていただきます。