言ってごらん、魔法の言葉。知ってごらん、その言葉以上の意味。
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急遽、子供たちを連れて私の実家へ行った。
コロナのせいで2年以上帰省しておらず、今回ばかりはなんとしてでも隙を見て行きたかった。
認知症が進み、体も不自由になってきた父の介護の状態などを見るために。
最近は私も子供たちも何かと忙しく、週末もそれなりに予定が入っていて、決め打ちで日程を決めて行くしかなかった。そのため平日も使うしかなく、姉と私、子供ふたりの4人で行くことにした。夫はひとり家で留守番だった。
姉が運転してくれて、後部座席でうるさかったり寝たりする子供たちを連れた道中が片道2時間ほど。
ゆっくり姉と話すこともできた。
当たり前だがいろんな話をした。
ニュースのこと、コロナのこと、息子たちのこと、両親のこと。
そしてひとりつくづく思う。
『普通に会話ができる』ことのありがたみ。
なんの話題にしても、姉とすべてにおいて意見が合うわけではない。大まかな方向性が同じでも、細かな点では価値観は違う。私はこう思うけど、姉は少し違うように考えることばかりだ。
例えば私が、非常識だと思った誰かの話をしたとする。
こんなこんなことをされて、本当に非常識な人だと思ったと。
しかし例えば姉は、ありとあらゆる『障がい』を持つ人のサポートをする仕事をしている経験から、そういう『非常識』だと思われる人が必ずしも『非常識』なわけではなく、グレーな部分も含めて『やりたくてもできない人』もいるかもしれないと言う。
しかしそれは、私の話していた話からは論点が少しずれているとする。
それでも私の姉の会話は、『普通にスムーズ』に進む。
私と姉。
私と夫。
位置関係は同じはずなのに、夫とはなぜか会話が『普通に』進まないのだ。いつも私が会話する気をなくし、空返事に徹することになる。それが夫からすると、『おしゃべりが好きじゃない』と映る。
実際私はよくしゃべるほうではないし、ただただしゃべりたくない時もあるが、夫との会話が『普通に』進まないことに辟易している時も多々あるのだ。
夫も昔に比べたら随分と良くなってきたのだ。
人の話は最後まで遮らない。
大きな声でまくしたてない。
その辺りは具体的に指摘して直してほしいと言ったら直してくれた。そして今は、この『魔法の言葉』を常用して欲しいと思っている。
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夫婦サバイバル(ワーキングマザー編)
ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
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