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離婚事由ベスト5にランクイン!「休みの日くらい寝かせてよ。」

不覚である。人生の汚点と言っても良い。

赤ちゃんのうちは特に、メインで仕事をする人と、メインで子育てをする人、分担するほうが効率的。

こんなことを思い、言ってもいた。人生最大の汚点だ。私は間違っていた。

大抵の仕事はひとりで完結するが、24時間365日勤務の子育てをひとりで完結しようと思うと体、そして心を壊す。

初動を誤ったのは私なのだが、途中からその誤りに気付き、修正しようと思ったのに、それに応じてくれなかった夫への恨みは深い。夫が思うよりもずっとずっと深い。もう陽の光なんて1ミリも届かないので、目が退化して無くなってしまうほどに深い。
特にこの、『朝寝坊』の気持ちよさという、この世の快楽ランキングがあったら常に上位にランクインしているであろう快楽を、それをできない人の目の前で、繰り返し繰り返し貪っていたこと。これに対する恨みは、いまだに私の心の中に、カビのようにこびりついている。今でもまだ、過ぎたことと、笑って許せる過去にはなっていない。ふとした時に、こすっても落ちないそのカビが目に入り、離婚の可能性に思いを馳せる。それくらいに深く、しつこい恨みだ。

長男トラが立ち、歩き始める1歳ころ、私は仕事にも復帰していた。
そしてトラは相変わらず、早起きだった。育休中は4時台に起こされることも日常茶飯事だったし、もはや朝寝坊は今の私にはできないことと諦めるしか、私には選択肢はなかった。

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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。 その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。 ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。 (月4回更新/初月無料)

ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…

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