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アウトドアな子供を持ったインドアな夫の末路

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人による。子供によるのだ。

独身時代、ひとり暮らし時代、休日はどう過ごしていただろうか?

平日は会社、好きなように過ごせる休日。


私の独身時代は、10時ころまで寝坊して、ダラダラ起きてパソコンを眺めて、テレビを見ながらお昼を食べて、土日のどちらかはどこかしらに出かけていた。近所に買い物なり、友人と約束ていたり。家の中にいるのも好きだったが、家の中で過ごせる時間には限りがあった。億劫にも思うものの、やっぱりどこかへ出かけたくなった。

とはいえそこまで『アウトドア』なタイプではないと思っていた。

夫と暮らすまでは。


対して夫は、徹底的にインドアだ。

土日の両日、一度も外に出なくても十分楽しく過ごせるようだ。むしろ、できるだけ外には出ずに済ませたいらしい。

結婚当初子供がいない頃は、驚きはしたものの、出かけたくなれば一人で出かければいいだけだったので、そこまで支障はなかった。


そして生まれた、超アウトドアな息子たち。

アウトドアというよりも、とにかく体を動かしたいらしい。家の中であろうが体さえ動かせれば楽しく過ごせるのだが、マンションで体を動かせるわけもなく、幼児期はとにかく、毎日毎日公園だった。


次男タツが歩き始めると、もうふたりを家の中に置いておくほうが大変だった。あちこち触り、壊し、走って転び、喧嘩してぶつかり、ふたりが常に私に絡みついてくる。暇だと暴れ、ぐずり、私は結局何もできない。平日の仕事中のほうが、よほどゆっくりできた。

一方の夫は悠々とパソコンの前に座り、床で暮らす子供たちからは遠く手が届かないところにいた。


土日は子供たちと過ごすことに、私はなんの不満も疑問もないのだが、彼らをどう遊ばせるかが問題だった。公園へ連れ出せば勝手に遊ぶので見守っていればよく、家の中で暇を持て余す彼らに絡まれるよりもよほどマシだった。

「俺が公園にいたってやることがない」

当時の夫はそう言い、終始スマホを眺めていた。突発的な事態を想定して、私は子供たちから目を離さない。

夫の『育児やらされてる感』がタマラナイ、そんな日々だった。

どうしたらこのモヤモヤが晴れるのだろう。

公園で子供たちを目で追いながら、考えるのだった。

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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。 その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。 ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。 (月4回更新/初月無料)

ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…

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