過去の負債は一生背負うものなのか。

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本当に悔しい。

これはみんなに当てはまるべきではないと思うし、私の個人的な感覚だと思うのだが。

結婚してからこれまで、夫を経済的に頼りにせざるを得ない状況にある自分がふがいない。自分ひとりならなんとかやっていけるだろうが、『子供も含めて家族』となると、経済的にはどうしても夫無しでは考えられないし、夫一人の収入でならなんとかやっていける。でも、私の収入だけではやっていけないし、夫と同等に経済的に家計に貢献もしていない。そこがすごく悔しい。

今のマンション。物凄く物凄く気に入っている。私にとっては全てにおいて最高なのだ。家族４人には多少手狭だとしても、それを押してでもずっと住み続けたいくらいに気に入っている。

でもこのマンションも、100%夫がお金を出して買ってくれた。

結婚当初から私も家計を負担はしているが、家を買うほどのまとまったお金は私には出せなかったし今も出せない。現在の毎月の出費も夫が多く負担してくれている。それがずっと一貫して悔しく、申し訳なく、引け目に感じている。

もちろんわかっている。私の収入が夫より少ないことは私と夫の能力差だけではないということも。私も夫も能力があり頑張っていても、社会が男性により多くのお金を払う時点で私は不利だということもわかっている。だから、夫が経済的に多く負担しているからって引け目に感じる必要はないと、世の妻たちには言いたい。

でも私個人的には、やはり悔しいのだ。

新学期が始まり、次男が小学生になり、新しい生活に本人も自覚している以上に疲れていたのだと思う。毎日のようにお腹が痛いと言うようになった。その直前に胃腸炎も起こしていたし、胃腸炎が治って症状は何も見られなくてもお腹が痛いと言う次男を、夫と私は気にしていた。

学校には行くし大半の時間は元気に過ごすのに、朝や夜などにお腹が痛いと言う。

病院に行くべきか考えたものの、行ったところできっと、整腸剤を出されて『ゆっくり休みなさい』と言われるように思ったので、私はただゆっくりさせようと思っていた。

しかし夫は『病院へ行くべきじゃないか』言うので、

「じゃあパパが連れてけば？」

と言うと、『じゃあそうする』と準備を始めた。

家の近所にある内科に行くことにした夫がこう言った。

「俺が先にひとりで行って診察券出すから、順番が来たら電話するから連れて来てくんない？あそこで待たせるの嫌じゃん。」

いろんな感情が湧いてしまい、ちょっと困った。

自分で病院に連れて行くと言いながら結局私が手伝うのか。