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『やってもらう側』を一度体験してみよう。

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『大企業』で働いた経験はない。

外資系企業の日本法人が2社ほど、残りは小さな日本の制作会社。外資系の日本法人も多いときで社員500名ほど。『中小企業』の『中』辺りではないだろうか。とにかく『大』企業ではなかったと思う。

会社ではよくあることなんじゃないだろうか。

会議室や作業台の上などに、空のペットボトル、飲みかけの紙コップ、何かしらのゴミが置いてあること。『忘れ物』なら誰かが困っているのではと総務部などに届けたりもするだろうが、ゴミを見かけたらどうするだろうか。

私は、自分の邪魔になるなら捨てたり片付けたりするものの、そのままでも自分に支障がなければそのままにしておいた。するといつのまにかそのゴミはなくなっている。そういうものだった。清掃業者の方が片付けてくれたのだろうか。

いや違う多分。

『気づいた人』が『大したことじゃない』と、または『なんでいつも私が』と思いながらも、やってくれていたのだ。それを目撃したこともある。

社員の中に、清掃や片付けが職務として与えられている人などいないはずだ。社員サポート全般を担ってくれる総務部ですら、社員の置いていってゴミを片付けることが当然である人はいないはずなのだ。

ただし例えば、自分は営業で、お客さんが自社を見学に来るとしたらどうだろう。その残されたゴミは途端に『自分ごと』になる。『整理整頓されたオフィス』が、そこで初めて自分の責任の範囲内に飛び込んでくるのだ。だから片付けるしかなくなるのだ。


『気づいたほうが家事育児をやる』

特に子供が生まれた頃は、この先の生活がどうなるか想像も付いていないため、簡単にそう決めてしまうことがある気がする。

そして結局、毎回毎回自分が空のペットボトルを拾って回り、朝テーブルに残された空き缶を回収することになり、いつも『気づいたほう』に回っていることに気づくのだ。

会社で空のペットボトルに気づかないふりをしたように、『気づかない側』はラクだ。そして、気づかないふりをすること自体も、そこに居続けることも、とてもラクなことなのだ。


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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。 その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。 ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。 (月4回更新/初月無料)

ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…

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