鬼嫁 尻に敷かれる 男ヤモメ 一家の大黒柱 男たるもの 妻たるもの…
たまたま夫がいなかった日曜日。
私の姉を誘って、子供ふたりを連れておにぎり握って、少し遠くの公園へ遊びに行った。
「お腹空いた」
と子供が言うので、みんなでおにぎりを食べた。
「おーいしーっっ!おにぎり作ってきてくれてありがとう!」
姉は大きな声でそう言いながら、青空の下でみんなでおにぎりを食べた。
こんな普通の反応が、その時の私には心に沁みた。
ご飯に『おにぎりふりかけ』を混ぜて握っただけのおにぎり。
それに、「ありがとう」「おいしい」と反応してもらうことがどれほど私にとって意味があることなのか、その時に実感した。
子供はもちろんまだ小さいので、私が何かをしてあげてもお礼や労いの言葉を発することを含めて、教えている最中。
私が夫だったら・・・妻にどんな言葉をかけるだろう。
おにぎりを食べながら考えた。
「ご飯作ってくれてありがとう。」
「子供のお世話してくれてありがとう。」
「いろいろ任せてごめん。」
「こんなにかわいい子供を産んでくれてありがとう。」
・・・
「そんなこと言ったらオマエこそ、俺が買ってやったマンションに対する感謝や労いが足りないんじゃないか?」
夫が言いそうなことまで浮かんで、おにぎりを食べ終えた。
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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。
その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。
ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。
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ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
ありがとうございます。今後の活動の原資にさせていただきます。