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夫が女性だったらよかったのに。

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これは昔の話。

まだ次男タツが2歳とかだったはず。だから今から3年ほど前か。

その日私達は、家族でマザー牧場へ行こうとしていた。私はまだ当時運転免許を持っていなかったので、運転は夫の担当だった。細かく覚えてはいないのだが、ナビの通りに行ったら途中で結構な山道を走ることになった。対向車とすれ違うためには一方が停車して待たなければいけないような、そんな道もあった。

自分が運転するようになって、しかも子供たちを乗せて運転するようになって体感したが、山道や走り慣れない道はすごく疲れる。

そのせいも多分にあったと思う。きっと夫は、そもそもイライラしていたのだろう。

対向車が見えたので、何も考えずに私はつぶやいた。

「あそこで待てばすれ違えるね。」

それで夫が無言だったとしても、それでそのまま流れていたであろう、他意のないつぶやきだった。でもその時返ってきたのは、不意打ちの平手打ちのような言葉だった。

「聞いてもない、わかりきったことを言ってんじゃねえよ!お前は聞いたことを的確に答えてりゃいいんだよ!!!」


まず最初に驚きがきた。

そんなこと言われるとも思っていなかったし、完全に完全に油断していたところにパチン!と顔を叩かれたような衝撃で、まずは呆気にとられた。

そして次に、小さな怒り。

なぜあんなちょっとしたつぶやきに対してそんな理不尽で暴力的なことを言われないといけないのかという怒り。

そして、おなじみの、悲しみ。

また会ったね悲しみさん。そうだよね、そうだよね。私は彼にとって、そんなふうに乱暴に扱ってもいい人間なのであるなと、そう思い、すごく悲しくなった。

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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。 その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。 ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。 (月4回更新/初月無料)

ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…

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