家族のレジャー計画をエクセルでまとめる夫の話
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記録を見返したら、事が動き始めたのは2018年だった。
長男トラが生まれた2013年。この時から急に私の日々は変わり、ずっと足枷をはめられたように感じていた。
起きることも寝ることも、食べることもトイレに行くことすら、好きなようには決められない。お風呂もひとりで入れず、寝ることすらままならない。
まして、週末の過ごし方なんて、はりつけにでもされた気分だった。
子供が生まれるまでの週末は、平日の疲れをとるために朝寝坊して、ゆっくり朝食を食べて、ダラダラしたり、友達と出かけたり、買い物に出かけたり。好き勝手にできる日だった。
それが一転。
平日と同じ時間に起きて、子供に邪魔されながら家事をこなし、いつもの公園へ行き、子供が飽きるまで待ち、同じ道を帰宅して、また家事と育児。楽しみなはずの週末に、むしろ月曜日の出勤を楽しみにしていた。会社へ行けば、子供を保育園に預けて身軽に動ける。
子供はかわいいし、愛おしいし、成長が嬉しいし、産んだことには後悔はない。
それなのに、毎週巡ってくる、何も思い通りにならないけどいつも同じ手順の週末が、憂鬱だった。かわいいはずの子供たちと、彼らとの週末が、足かせとなって私の足を重くしていた。
本当なら、パソコンでネットサーフィンしたい。ブログを書きたい。本が読みたい。
でも、それでは子供が愚図って仕方がない。
一緒にテレビで子供番組を見ながら、私はスマホを見る、それが限界だった。
座っていれば常にまとわりついてきて、退屈になれば愚図って、おむつを替えて、おやつをあげて、テレビを見て、公園に行く。
一方の夫は、終日パソコンの前にいる。
子供たちは、そばにはいるが一段高い椅子に座っている夫より、遠いキッチンにいる私の方に来る。洗面所に居てもトイレに居ても、私のところに来る。リビングに夫がいるのに。
あー・・・モヤモヤする。
かわいい子供たちがいて幸せなはずなのに、全然幸せに感じられない。おかしいおかしい。
あー・・・モヤモヤする。
と、レンタカーを借りて帰省したついでに、郊外の公園に寄った。いつもとは違う場所。夫もパソコンが無いのでウロウロしていて、他にすることもないので子供を見守り、一緒に遊んだりして。
あれ?なんか平和。
そし、幸せ。足も軽い。
子供たちのことも、一層愛おしく感じるし、いつものお世話も苦じゃない。
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夫婦サバイバル(ワーキングマザー編)
ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
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