いちいちめんどくせー女だな
今のままなら、離婚してひとりで子供たちを育てる。
自分の中で覚悟を決め、リアルなシミュレーションも経て、さあ夫の喉元に短刀を突き付けよう。
そう思った時、きっと面と向かって話しても、売り言葉に買い言葉、もしくは、夫に言いくるめられたり、逃げられたり。
それでは『短刀を突き付ける』ことにはならないので、帰宅した夫が読むよう、リビングのテーブルに手書きの手紙を置いて、子供と就寝した。
たまたまその日は夫がすぐに帰って来て、私は暗闇のベッドの中で、紙の刷れる音を聞いていた。音を聞く限り、何度か読み返しているようだった。
『今のまま』が続くのであれば、離婚しようと思う。
変化を強制的に受け入れる私と、変化から逃げ続けるあなたとでは、共に生きる『意味』がどうしても見いだせない。
『結婚』がどうあるべきなのかそれはわからないけど、少なくとも今の状態ではないと思う。
かわいい子供たちを授かり幸せだけど、かわいいのと同じくらいに大変で、その大変さに更に『不公平感』によるストレスが上乗せされるなら、ひとりで大変を乗り越えるほうがずっとマシ。
あなただけを責めているわけではない。社会の状況や、あなたの育った環境もあるのだと思う。
でももしできるなら、一緒に子供を育てて、一緒に幸せになれたらと思う。
口頭の会話と違い、冷静に考えながら書いた手紙だったので、それ以上つけ足すこともなく、翌日のその後も、夫とその手紙に着いて話すことはなかった。
夫を追い込んだ。さて次は、『私が我慢できないこと』をひとつずつ解決していくのだ。保育園の送りをやるくらいで、すべてが解決するわけではない。
私は、『一緒に子育て』がしたいのだ。
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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。
その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。
ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。
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ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
ありがとうございます。今後の活動の原資にさせていただきます。