見出し画像

夫との闘いの中から見えた『呪い』から、息子たちを守ると決めた

人は何のために生まれ、何のために生きるのか。

そんなクサイ問いの存在を知ったのは、高校生ぐらいだったか。知った当初の私は若すぎて、数秒考えてその問いに対する興味を失った。

きっとそんなのその時それぞれだし、その人それぞれだし、確固たる答えがあるわけでもなし、確固たる答えが必要なわけでもなし。
と思いながら年を重ね、ある日突然その問いと、そして答えに出会った。

30代前半。今の夫と付き合っていた当時、元々読書が趣味だった私は、ふと興味を持った仏教関連の本を読んでいた。

『いや…そもそも仏教のこと、そんな知らんな…』

とふと思って。

そして出会った、冒頭の問いと、シンプルな答え。

正確な文章は覚えていないので、意訳だと思うが、こんな感じだった。

人がなぜ生まれ、生きるのか。
それは幸せになるためである。
そして幸せになるためには、好きな人に好かれ、存在を認められ、尊重され、必要とされることである。

そこにいろいろと付随する要素はありそうだが、これはきっと『真理』だと直観的に思い、ひとつ指標のようなものを得た気持ちだった。

そんな私は、好きで結婚したはずの妻に暴言を吐き、スカッとした表情を見せる夫の言動に、ひどく混乱した。

ここから先は

1,811字
ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。 その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。 ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。 (月4回更新/初月無料)

ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…

ありがとうございます。今後の活動の原資にさせていただきます。