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「諦めないで欲しい」とは言えなかったけど。

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ママ友の話。

常時ワンオペの彼女。彼女の夫はたまに保育園の送り迎えはするものの、週末の公園も、彼女がいつも息子ふたりをひとりで連れている。上の子の習い事にも下の子(しかも手がかかる)を連れてくる。夫は家にいるのに。

「大変だね・・・」

と話していると、実母に言われたことを教えてくれた。

彼女が実母に夫の愚痴を言っていたそうだ。何もしてくれないと。そうしたら彼女のおお母さんはこう言った。

「自分で諦めをつけなさい。
どうせどうにもならないんだから、自分で踏ん切りをつけるほうがマシ。
どこで諦めるか、それだけよ。」

私はこれを聞いて、ものすごくショックだった。

子供を育てる親として、大きなショックを受けた。

母親が、娘に、『諦めなさい』というメッセージを送った。そのことが、すごくショックだった。

彼女の事情自体は、私はすべてを知るわけではないので、

「諦めて欲しくない。諦めなくていい。」

そう言いたくても言えなかった。

でも、働き収入もある娘に、『夫のことは諦めなさい』というメッセージを送るなんて、私には信じがたかった。

他所のお宅のことには直接口は出したくないので本人には何も言えない。

「大変だね。」「いつも頑張るね。」

それしか言えない。


でもここでは、私が『諦めなかった』理由を書いてみたいと思う。

ここで言う『諦める』は例えば、夫が家事育児を担ってくれず、いつまで経ってもお客さん状態だったとしても、それを受け入れるということ。それが改善されなかったとしても、夫婦を継続し、子供と合わせて夫の世話も焼き、夫のご飯も作り、夫のパンツも洗うということ。子供たちが独立したら離婚を考えるにしても、現状は現状のままに受け入れるということ。

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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。 その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。 ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。 (月4回更新/初月無料)

ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…

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