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なんで私が夫を育てなきゃいけないんだと思うけど。

夫とのおしゃべりが難しい。

ちょっと世間話をしていたはずなのに、気づいたら論破されようとしているし、気づいたら怒りが湧いている。ただ、おしゃべりしていただけなのに。

天気のこと、子供のこと、コロナのこと、ニュースのこと、仕事のこと。

なんでもかんでも、私が聞き、受け入れる側に立ち、夫は主張する側に行き着いてしまう。私が何か意見や考えを言葉にすると、どこか『否定』されている印象が湧き、普通のおしゃべりが続かないことが多い。いつも私が疲れて途中で打ち切りたくなるのだが、最後まで夫が私の言い分を受け入れることはなく、結局は私が会話を打ち切りたいがために夫の言い分を受け入れて終わることが多い。だからおしゃべりが楽しいわけがない。

例えば同じ内容のおしゃべりを姉、友人とすれば、お互いなんの怒りも湧かずに会話を続けることができるのに。

それと同じ要素が、夫と子供たちの会話の中にも見られる気がするのだ。それは会話ですらないのだが。


長男トラが学校から戻り、筆箱の鉛筆を鉛筆削りで削る。鉛筆削りのカスをこぼしたり、鉛筆削りを倒すことがあるので、テーブルの上でやるように言ってある。数回カーペットの上でカスをこぼされ、カーペットに鉛筆の色が着いてしまい掃除が大変だったのだ。

それなのにまた、カーペットの上でやろうとする。立ち上がってテーブルまで行くのが面倒なのだろう。

「ほらほら、テーブルでやって。」

声をかければ素直にテーブルへ行く。私なら、これでオシマイ。なんてことはない日常のひとコマなのだが、夫が相手だと少し違うのだ。


「だからよ~、お前さ~、テーブルでやれって何度言ったらわかるんだよ!(怒)カーペットが汚れるって言ってるだよがよ~、なんでわかんね~んだよ~!なんで言われたことできないの!?テーブルで鉛筆削るのの、何がそんなに嫌なの!?なんでパパの言うことがわかんないの!?バカじゃないの!?」

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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。 その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。 ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。 (月4回更新/初月無料)

ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…

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