反射的に攻撃をせずにはいられない夫

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私はゲームの類が嫌いなのだが、子供たちにねだられ、子供たちのお小遣いと合わせて夫が買い与えたSwitch。
週末は3人でキャッキャとゲームに興じている。

大体私はその間、別室で仕事をしていたり、ひとり動画を見ていたりするのだが、ゲームをしながら喧嘩したり怒られたりしている声が聞こえてくる。

おそらく、次男タツ（７）がゲームに負けたのだろう。怒ったり拗ねたりしているようだった。まだ7歳だもの。怒りもすれば拗ねもするだろう。回数を重ねるうちに慣れたりするものだろうが、タツの機嫌でたびたびゲームは止まるのだ。

「もう（怒）！！！怒った！！！」

諭したりなだめたりもする夫だが、たびたびこう反応するのだ。

「えーっっ！！！あれで怒るの！？めんどくせーっっっ！！！（怒）」

言い方次第で意味も変わる。

「めんどくせー」

とただその状況を嘆くならまだしも、その口調はあくまで、当のタツ本人を責めている。そんなことで機嫌を損ねるなんて、めんどくせーと。そんなことで機嫌を損ねるお前が、間違えていると。

もちろん、ゲームに1回2回負けたと怒ったり拗ねたりされるのは面倒だろう。でも相手はまだ7歳で、生まれてまだ7年で、何に怒っていようがまずは、

『嫌だったね。悔しいね。』

彼の感情をまず認めてあげるべきではなかろうか。

この場合はいちいち口を出したりしないのだが、夫はよく、こういう反応をするのだ。

長男トラであれ私であれタツであれ、何か嫌なことがあって怒ったりすると、その怒っている本人を責める口調で言う。

「めんどくせーっっ！！！え～っ！？それで怒るの～！？（怒）」

ただでさえ怒っているのに、その怒っていること自体を『めんどくせー』と否定するのだ。それをされると、なんとも救いようのない気持ちになるのだ。

タツはゲームだったが、私はこの前、キャンプ場で同じことになった。