子供の『嫌だ』と夫の『嫌だ』の重さが違うという話
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もうすぐ参院選。
我が家では毎回恒例で家族で投票に行く。
誰に投票するか。なぜその人に投票するか。それも子供たちの前で私たち夫婦でオープンに話す。
昔は夫の高圧的な論調と、私の考えを否定する話し方に辟易して政治の話をするのは避けていたが、最近になってやっと『普通に』話せるようになった。(この話でも書きたいことは山ほどあるが、今日は別の話)
その中で夫がこう言った。
「ママはいつも、共同親権推進してる維新は『問題だ問題だ』って言うけど、共同親権て何が問題なの?離婚した父親が子育てに参加できないってすごく不利じゃない?」
共同親権のデメリットはググってもらいたい。
DVやモラハラで離婚する母子が多い日本で共同親権になったらと想像するとゾッとする。メリットもあるが、導入している国でも問題が多く、手放しに賛成はできない。
そして夫は言い募る。
「だってさ、仮に俺たちが離婚したら、ってしないけど!でも仮にしたら、ママが好き勝手に子供連れて遠くへ引っ越しちゃっても何も言えないんでしょ?そんなの変じゃん。離婚したからって父親が子供のことに口を出せないなら、父親の権利は?
共同親権にも問題点はあるだろうけど、その問題を解決した上で導入すればいいんじゃないの?」
共同親権の是非自体の話をここでしたいわけじゃないのだ。
夫の根本的な視点の話なのだ。
でも今の夫は、ちょっと言葉をかければすぐに気づく。
「権利はいつだって干渉する。父親の権利もわかる。でも、強い立場の父親の権利と、弱い立場の子供の権利、どっちを優先するか、って話じゃない?
全部そう。女性専用車両だって同じ。男性が好きな車両に乗る権利と、痴漢に困る弱くて若い女性と、どっちを優先するのか、って話。」
はっとして黙る夫。
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夫婦サバイバル(ワーキングマザー編)
ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
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