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育児『メイン担当』と『サブ担当』の決定的な違い

数年前、夫の原因不明の体調不良が続いた頃の話。

毎日毎日首が痛い、背中が痛い、よく眠れない、頭が痛いと体調不良を訴え、1日10回も20回も熱を測り、助けを求めていた。原因と、即効性のある解決策を探して、オンラインで検索し、見つけた病院にわざわざ足を運んだりもしていた。

当時も今も私からすると彼の状態なら、まずは早く寝て、規則正しい生活を送ってみて、多少運動もして、話はそれからだと思っていた。それでも体調が悪ければ病院や薬の力を頼る。

結果多分、加齢による自律神経の乱れや、ヘルニアの症状だったようなのだが、今日は、子育てに『当事者意識』を持つこととか、『メイン担当』であるか否か、という話。

夜な夜な病院をググった結果、行ってみたい病院を見つけた夫。それらの病院に、週末に行きたいと予定を入れる。

当時の息子たちは4歳と2歳。家にいても公園にいても手と目がかかるふたり。ワンオペで世話をする時間があると思うだけで憂鬱になった。

かといってもちろん、夫の体調が悪いことはかわいそうだと思っていたし、早く治ってほしいとも思っていた。仕事柄、週末にしか病院に行けないことも理解できる。だから「ダメ」と言いたいわけではない。でもやっぱり私は、モヤモヤが晴れずにいた。

夫を見ると、もう自分の体調のことで頭が一杯で、私のことも子供のことも眼中にない。自分が何を言い、いつ何をするのか、それを『夫ひとり』の観点でしか考えていない。

自分の人生をいかに楽しく生きるか、彼の『ミッション』はそれただひとつだけなのだと思った。

一方の私は、彼同様に自分の人生をいかに楽しく生きるかも私のミッションだったが、当時の彼とは違い、私にはもうひとつミッションがあった。

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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。 その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。 ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。 (月4回更新/初月無料)

ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…

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