そんなの本人に直接言えばいいのに。の、直接言えるための条件
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以前、夫の愚痴を言う友人の話を聞いていた。
彼女の話はつまるところ、
『日頃どんだけ私がやってあげていて、日頃どんだけ私が我慢しているか、夫は全然わかっていないことが歯がゆく、悔しく、そして腹立たしい』
ということだった。
子供を保育園に送っていくと言ったって、その荷物は前夜に私が準備しているからそこにあるわけで、夫は子供を連れて鞄を持って家を出るだけ。
子供がオモチャを散らして大変とぼやくと、
「そんなの子供に片づけさせないとダメだよ」
と言うだけ。言うのは簡単。片づけさせるのが大変なんじゃん。
夫の無責任な言動に、いちいち難癖付けたくなるし、いちいちイライラする。
「それ、その場で夫本人に言えば?」
喉元まで出かかったが、いやいや、そんな簡単な話ではないということくらい、私にもわかる。
言ったところで面倒なことになるだけ。
言ったところで倍になって言い返されるだけ。
黙って恨みをため込み、友人に吐き出すしかない気持ち、よくわかる。私もそうだった。
「本人にちゃんと言わなきゃわからないよ。」
なんて野暮なことは私も言わない。
「うんうん。だよね、だよね」と話を聞く。
不満にしろ要求にしろ、直接伝え合うことは重要だが、それができるためには条件がある気がする。
その条件を失って久しくなると、事務連絡さえ滞る。
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夫婦サバイバル(ワーキングマザー編)
ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
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