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私の声は、夫の耳には届かない

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私はどうしたらよかったんだろう。


その日、家族4人で秋葉原へ行くことになった。

ポケモンカードにハマっている長男トラ(10)と次男タツ(8)。秋葉原にあるカードショップへ行きたいと言う。

我が家から秋葉原までは割と近いのだが、私はあまり秋葉原という街が好きではない。ちょっと私にはディープすぎるし、道端でメイドの恰好をした若い女性の写真を撮っているの男性たちを見るのも、あまり好きではないのだ。


「パパと行ってくれば?」

子供たちにはそう言っていたのだが、夫がこう言う。


「たまにはさ、4人で散歩がてら出かけて、外食したり、っていうのもいいじゃん。行こうよ。」

確かに。家族4人で出かけると言えば最近はキャンプばかりで、ちょっとした外出を一緒にする機会がなかった。言われてみたら、と思って4人で出かけることにした。


すると案の定、家を出てすぐ次男タツがちょっとしたことで拗ねる。よくあるのだ。トラとの喧嘩だったり、誰かのちょっとした一言でへそを曲げる。

ひとりで家へ向かって逆方向へ歩き出すタツ。

「放っておきなよ。すぐ戻ってくるよ。」

と言う夫。

すぐ戻っては来るかもしれないけど、道端で4人がはぐれるとまた面倒なのだ。スマホなどを持たない子供がはぐれるとまた手間が増える。念のためにタツを追いかけることにした。

結局タツはすぐ戻ってきたのだが、別の道を通ったりと、追いかけて正解だった。

なんとかまた4人で合流するも、また兄弟でちょっかいが始まる。

「夫くんもちゃんと子供ら見ててよ。」

と私が言うと、

「別に大丈夫だよ!手を出し過ぎだよ。そうやって構い過ぎるから余計大変になるんだよ。」

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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。 その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。 ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。 (月4回更新/初月無料)

ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…

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