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妻ばかりが夫にお礼を言うの図

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ひどい目に遭った。

ここ1週間ほど、体調不良で寝込んだ。

最初に次男が発熱し、病院へ行くもインフルやコロナではなさそうで、でもダラダラとなかなか治らず、と思っていたらまんまと私に移ってしまった。

最終的に次男も私も抗生物質が劇的に聞いて治った。久々に完治まで長くかかった。


次男を2回目に病院へ連れて行こう、という時に私が発熱したので、そこからは夫がひとりで回してくれた。

次男を病院へ連れて行き、学校へ連絡し、無事な長男と、回復し始めた次男のご飯を作り、長男の習い事のお迎え、食事の片づけなど、私なしで問題なく回してくれた。


寝室で寝ていると、時折いらだつ夫の声が聞こえる。喧嘩になりそうな子供たちの声も聞こえるが、渦中ではなく外から聞く子供の声は、ただただかわいかった。微笑ましかった。夫のいらだつ気持ちは手に取るようにわかるが、安全地帯から聞く子供の声の愛おしさが耳と頭に心地よかった。

あー、贅沢。(体調は悪いので気分は最悪だが)


ドアを隔てた別室にいるだけだし、完全隔離しているわけではないので顔は合わせていたが、子供のことが恋しくなった。早く会いたい、早く一緒に遊びたいと思った。本当に贅沢な感覚だった。

もちろん体調不良な最中に実際に子供に絡まれると大変に困るのだが。


夫はとにかく、徹底的に私を休ませてくれた。ご飯の内容にしても、夫なりにちゃんと考えていたし、文句のつけようはなかった。


お膳立てしなくても、細かく指示を出さなくても、突然寝込んでも大丈夫な状態で良かったと思った。

夫、頼もしい。

そう思ったのだが、いや待てよ。


私はずっと、普通にやってきたことだな。

赤ちゃん期から今まで、夫がいようがいまいが、同じようにやるだけ。夫がいればその分私の負担は減るが、夫が不在の時代も長かった。あの時代は本当に辛かった。

ほんの数時間の毎日のワンオペが、私の命や心や、夫に対する愛情や、いろんなものを削り取って行った気がする。その傷は、一生かさぶたのままなんじゃないか。ちょっとしたことですぐに剥がれて血が出る。

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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。 その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。 ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。 (月4回更新/初月無料)

ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…

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