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『人は何のために生まれるのか』という問いを夫と話し合った後の話

7歳と5歳のうちの息子たち。毎日毎日飽きずに喧嘩をしている。どこのご家庭でもそうだと思うが、喧嘩するくせにすぐにくっついて遊んで、そしてまたすぐに喧嘩をする。

彼らは知り合って5年。

次男が生まれたときが彼らの人間関係の始まりなので、彼らがお互いを知って5年経ち、その間ずっと一緒に暮らしているわけだ。

私は姉と知り合って43年。

おそらく私がこの世でいちばん長く、そしていちばん頻繁に、深く、コミュニケーションをとってきた人が姉だ。そんな姉でも、未だに話していて発見がある。

『あのときそんなことがあったんだ。』

『あのときそんなこと思ってたんだ。』

『そんな経験していたんだ。』

『そんなこと考えてたんだ。』

話していると、そういう発見の瞬間が幾度となくある。だから人は面白く、だから大変でもあり、酸いも甘いも人間関係の中にあるのだと私は思っている。


夫と知り合ってまだ12年ほど。

当然だが、発見ばかりだ。

そしてその発見は好ましいものでないことも多く、特に長男が生まれたときからは、すり合わせのためにお互いたくさんの血と涙を流してきた。

このマガジンでも書き続けている通り、そしてまだまだ過去のことは書きたいことがあるくらいに、夫は、子育てや家運営をともに担っていくパートナーとしては、かなり不都合のある相手だった。

それのどこに魅力を感じたのかすっかり忘れてしまったのだが、とにかく人に対して当たりがキツい夫。

『我慢するのが嫌い、だから俺は我慢はしない。』

と公言し、できる限り実行してきた夫。

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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。 その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。 ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。 (月4回更新/初月無料)

ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…

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