『やさしくする』ってどうやってやるの?と夫が聞いた。
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「子供たちが独立したら別れたほうが良いのかな?」
そんな話し合いをした。
決して喧嘩腰の話し合いではなく、お互いが快適に幸せに過ごすためにどうしたらいいのか、極めて冷静な話し合いだった。
次男妊娠中、いまから6年ほど前に私が離婚を決意し、夫に変化を迫った。
子育てのパートナーとして、父親としての彼が、いまのままではいないほうがマシ。変わってくれないなら別れる。
そう言うと夫は、そこからメキメキと変化を始めた。
今では、私なんかいなくても夫はひとりで満足に息子たちを健全に育てられると思うまでに、夫は変化した。
私よりも慎重な性格なので、安全面には不安がないし、学校の準備は彼が主なサポート役だ。
私が完璧な親でないのと同じくらいに、彼にも不得意な部分はあれど、許容範囲内だ。
当事者のひとりとして、ちゃんと子供と子育てに向き合っている。父親としての彼、子育てのパートナーとしての彼に文句はない。
ただしまだまだやはり、『人生のいちばん長い時間を共に過ごす相手』としての彼は、私にとっては許容範囲にないのだ。
そしてそれは、わがままを言っているつもりもなければ、大きなお願いをしているわけでもないつもりなのだ。
週1回食事に連れ出してほしいと言っているわけでもないし、家事を全部担って欲しいわけでもない。
基本的には夫婦と言えども別行動が多いし、お互いの趣味はそれぞれの範囲内で楽しんでいるし、いまも将来も、たくさんの時間を一緒に過ごすというわけではない。
ただ私が彼に求めるのは、ただただ、
人としての基本的な気遣い。
少なくとも私の中ではそれは、『基本的』なものなのだが、夫にとってはそれは難題らしいのだ。
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夫婦サバイバル(ワーキングマザー編)
ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
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