早く人間になりたい。

私が、私の夫との個人的な『闘い』について書き始め、早これで46本目。
どこからかこの記事の存在を知り、購読してくださる方が増えてきた。ありがたいというか、おこがましいというか、とはいえやはりありがたい。見てくれる人がいないとやはり書きがいはない、かもしれない。

いつもありがとうございます。

これを読んでくださっている方が、もし昔の私と同じ気持ちを抱えて苦しんでいるなら、それを思うと涙が出る。私は運よく、今現在はこの時の状態は脱しつつある。だからそんな私の実体験を書き残しておくことには、1ミリくらいは意味があるんじゃないと信じたい。

私はごく普通の家庭で姉とともに母と父の元で育ち、共学の小学校～高校へ進み、アメリカの大学へ行き、帰国して働き、夫に出会い付き合い始め、結婚に至った。そしてふたりの子供に恵まれた。

『ごく普通』を地で行っている自覚があった。比較的恵まれた環境であったことも自覚しているし両親にも感謝しているが、日本では数多くの人が私と同じような環境にいると思っている。

夫も『ごく普通』の人だと思う。

その『ごく普通』の多数派であろう人ふたりが結婚して、そして私は驚愕したのだ。