プチプチだった私。
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子供たちが楽しそうに、アマプラで『ワンピース』を見ている。
今のオンデマンド時代の子供たちなので、昔のように続編を待つ必要もなく、ワンピース以外のコンテンツも行ったり来たりしながら見ている。
私はワンピースを見たことも読んだこともなく今回が初見で、確かに人気があるだけにおもしろいのだが、そこはやはり古いコンテンツというか。
いちいちみんながルフィーに翻弄されるだけ、なのが気になるのだ。
「もう・・・仕方ないんだから・・・」
と仲間がいつも大目に見てあげて応援する。そんな主役が定番だ。そしてそんな主役はいつだって、男の子だ。
男女の『仲間』もそれぞれ個性があるものの、最終的に全体を『丸く』収めるのは大抵女の子のキャラクターの役目だ。
「もう・・・仕方ないんだから・・・」
と怒りながらも、ルフィーのこともほかの仲間のことも大好きなのだ。
そんなことを言葉で説明することを覚えるよりもずっと前から、私もこのお決まりのシナリオに沿ったアニメや物語を見てきて、無意識に『そういうもんだ』と思っていたんだろうか。
ちゃんと意識する最近まで、私もずっとずっと、緩衝材役を引き受けてきた。『場』が丸く平和に収まるためには、私が我慢すれば、私がひと言飲み込めばいい。そのほうが簡単。そう思って、そうしてきた。
楽しく健やかに幸せにはしゃぐ子供たちと、一緒に笑う夫。私が緩衝材のプチプチになって、みんながその『円』に収まり続けられるように形を変え、衝撃を受け止めてきた。
少し前に行ったキャンプで、子供たちが現地で出会ったお友達家族が花火を始めた。
「やりたいやりたい」
と言う子供たち。
「どうぞどうぞ」
と言ってくださる見ず知らずの親切な方。
子供たちは花火を数本いただいて嬉しそうで、そんなに好きなら花火を買おうと、私はネットショップで花火を箱買いした。
届いてすぐ開けてみて中身を確認して、段ボールのまま廊下に置いておいた。次に帰省するときとか、キャンプの時に少しずつ小分けで持っていこうと思っていた。
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夫婦サバイバル(ワーキングマザー編)
ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
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