夫には期待しないのがいちばんラク
きっと今が、精神的にも肉体的にも、私の人生でいちばん大変な時。
夫という存在は、そんな時には助けてはくれないのか。
1歳10ヶ月の上の子と、お腹の中にふたり目の子。
フルタイムの仕事。
育休中に私がほとんどの家事を担ってしまったこともあり、家のこともほとんどひとりでやっていた。
夫が嫌な顔をしない『家事』と言えば、私が集めたゴミをマンションの1階のゴミ収集場へ持っていくことくらい。
そんなもの本来『家事』ですらないけども。
保育園への送りをやって欲しい。
できるときだけではなく、毎日。雨の日も、風の日も。
私がいまやっているように。
交渉は何度も決裂した。
そもそもなんで、私が『交渉』をしなければいけないのか、と考えると、不思議と本当に頭が痛くなった。人は本当に憤ると頭痛がするのだと知った。
何度も気持ちを奮い立たせて再度立ち向かうも、いつもと同じ態度でとにかく話し合うことを避ける夫。
だんだんともう、気持ちも奮い立たなくなってきた。
必要以外、夫と口をきかなくなってきた。
夫に『期待』をする自分がいけないのだという思いが、何度も何度も湧き上がる。そう思ったほうがラクなんじゃないか、何度も思った。でも、諦めたらそこで『オシマイ』なのだというわずかな思いも何度も湧き、その思いを数日かけて大切に育て、夫にぶつけた。そして何度もまた、『期待』を砕かれた。
疲れた。とにかくもう、疲れた。
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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。
その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。
ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。
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ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
ありがとうございます。今後の活動の原資にさせていただきます。