毎度気持ちを奮い立たせて夫に物申すときの夫の反応について
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私は小さいころから本を読むのが大好きだった。
小2か小3で、分厚い『ネバーエンディングストーリー』の本を読んでいて、
「そんな年でそんな本読んでるの絶対おかしいよ。」
と姉に言われたのを覚えている。
とにかく本が好きで、学校の図書館の本を全部読めないかチャレンジをしていた。(もちろん全部なんて読めない)
中学生になっても高校生になっても、ずっと本を読み続けていた。ただただ楽しいから、読んでいた。
大学はアメリカに留学していたのでなかなか日本語の本に出会えなかったが、帰国してからもずっと図書館通いが習慣になっている。
一方の夫は、本というものをほぼ読まずに大きくなり、
「本なんて読んだことない」
と出会って最初のころに聞いて驚いたのを覚えている。
そして私は、彼の言葉の表現がものすごく大雑把であることと、本を読んでいないことを、私の中で硬く結びつけていた。
「なんか怒ってるの?」
彼がよく聞く。
「怒ってはいない。呆れと、少し悲しい。」
「怒ってるんじゃん、やっぱり。」
「だからこれは怒ってるとはちょっと違う。」
「えー、怒ってるんだよ。」
彼の中でありとあらゆるネガティブな感情は『怒ってる』と乱暴にひとくくりにされることを、ずっと私は野蛮で稚拙で、どこかで見下していたと思う。
また彼は、言葉を雰囲気で覚えていることが多い。
無垢(むく)のことを『むこ』と言ったり、
絵画(かいが)を『えが』と言ったり。
そのたびに間違いを正したり正さなかったりしながら、私の中で彼のイメージがどんどんと固まっていった。
ある日の何気ない会話の中で、言葉の使い方について口論になった。
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夫婦サバイバル(ワーキングマザー編)
ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
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