ちょっとしたお願いを聞いてくれない夫の不思議と、その結果
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洗濯は比較的嫌いじゃない家事だ。
洗濯機に入れて洗剤を入れてスイッチを押すだけだし、洗濯物を干すという作業も意外と嫌いじゃない。なんかテトリス的な感覚。
基本的にはベランダに干す。
我が家では、ハンガーなどの洗濯グッズを置いている部屋はベランダからいちばん離れている部屋だ。導線や配置を見直せばいい、かと思いきや、部屋の間取り的にも収納的にも今はこれがベストなのだ。
ベランダで洗濯物を干すために、奥の部屋からハンガーやら洗濯ピンチやらをベランダへまず持って出る。しかしごくたまに、干している間にハンガーが足りなくなる。そんな時、夫がダイニングテーブルに座ってご飯を食べている。ベランダの窓を開けて中にいる夫に言ってみる。
「ご飯中ごめん。ハンガー足りなかった。5個くらい持ってきてくれない?」
または、ひとりでスーパーへ買い物へ行こうとしている夫。あ、明日の朝ごはんのパンがない。
「ちょっとついでに食パン買ってきてくれない?」
もしくは、行ってみたいラーメン屋さんがある。でもひとりで初回ラーメン屋さんに入るのはちょっとハードルがある。どうしても行きたければひとりで行けないこともないけど、誰かと一緒ならもっと気軽に行ける。夫に声をかけてみる。
「あのラーメン屋さん気になる。一緒に行こう?」
でもそれは付き合っているときからだった。
私のお願いに対する夫の答えは大概『NO』なのだ。
いや、おそらく『NO』と言われると思わないところで『NO』と言われるので、その印象が強いのだと思う。なんでもかんでも『NO』と言うわけではないのだ。しかし『YES』の時も毎回、ただの『YES』ではなく、『YES, but...』という感じ。
「ベランダからも俺の場所からも、大して距離変わんないじゃん。」
と言われたり、
「えー…食パン?いま買わないとないの?いまどうしても必要なの?朝ごはんに米食べればいいんじゃないの?」
と、彼にお願いしなければいけない切実な理由を何度も確認されたり、
「ラーメン屋なんてひとりで行けばいいじゃん。」
と取り付く島もなかったりすると、
そもそも頼む気が失せてくるのが人というもの。
いつしかお願い事は極力しなくなった。
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夫婦サバイバル(ワーキングマザー編)
ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
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