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私だってもういい加減に夫を許したい。

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こう見えて私は、若干肌が弱い。

どう見えているかわからないが、とにかく肌が弱めなのだ。

一度ひどく手を荒らしてしまい、何年も無残な状態だった。頻繁に手指に小さな水泡ができ、切れて痒くて、ハンドクリームとかそういうレベルの話ではなかった。病院に行っても『治らない』とやんわり言われたので、自己流の対処方法を模索していた。

しかしある時、近所で人気だった皮膚科へ行ってみたところ、

「これ、治ります。」

と言ってくれるお医者さんに出会い、時間はかかったものの丁寧な診察で治り、見た目は『普通の手』になった。


経過をずっと知っている姉は、

『すごい、本当に治った。治って本当に良かった』

と言う。


しかしまだまだ、油断するとすぐに昔の傷が浮かび上がってくるのだ。

素手で水を触りすぎたり、素手で洗剤なんて触った日には一発で、昔と同じ傷がどこからともなく現れる。

痒い。痛い。


忘れていた痛み、痒み、疼き。

処方されている薬や医療用のハンドクリームを使って養生すれば、すぐに治る。その皮膚科医曰く、一度真皮まで傷がついてしまうと、完治というのはものすごく時間がかかる。とにかく水や洗剤を触るときには引き続き手袋をすること、とのことだ。


例として挙げるつもりが、話が長くなってしまった。

『産後の恨み』が、晴れと思ってもふとしたときに浮かび上がるのだ。


人生でいちばん、肉体的&精神的に辛く大変だった時期に、いちばん助けて欲しい人だった夫に、いちばん粗雑に扱われた。そのトラウマが、なかなかにしぶとい。自分でも持て余すほどだ。


今現在の、父親としての夫には満足している。子供たちの成長に合わせて彼なりにあるべき姿を模索を続けているので心配はない。

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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。 その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。 ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。 (月4回更新/初月無料)

ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…

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