がんばったことは、褒められるものか?(ソフトバンク監督工藤公康さんから学ぶこと。)
こんばんは。デイリージラフです。
この記事を読みにお越しいただき、どうもありがとうございます。
東京の空は今日も晴れてきれいでした。
皆さんの街の空はいかがでしたか?
褒められて伸びるタイプなんです
会社に入った頃よく言っていた言葉。
「自分は褒められて伸びるタイプなんです」
今の自分は絶対に言いません。言えません。
大人の世界、守るべきものが増えていく様子や、失っていく時間を考えると、こんな甘えん坊のような自分が恥ずかしくなることがあります。
ソフトバンクを常勝球団として率いる、工藤公康監督。今日は、工藤監督の本を読んで、入社したばかりの自分を思い出しました。
工藤さんが『現役力』で書かれているエピソードで、印象に残ったものをお伝えします。
「工藤さん、残念ですが、今シーズンでユニフォームを脱ぐことになりました」 「おっ、そうか。じゃあ今日は落ち込むだろうし、家に帰って好きなだけ泣け。でも明日から、将来を見据えて、自分にはこれから何ができるか、どうしなきゃいけないか、しっかりと考えるんだぞ」 そう言うと、たいていはみんな「これからどうするんだ。大丈夫か?」などと声をかけてくれると思いこんでいるものだから、一瞬きょとんとした顔をする。
でも、そういう人たちは、それだけのことしかやっていない。自分に甘えているから、他人に対しても甘えた言葉を要求する。 「俺は一生懸命にやったけど、運が悪くてダメだったんだ」 「なんて自分はかわいそうな人間だ」 「俺が悪いんじゃない。まわりが悪いんだ」 そんなアピールがみえみえなんだ
人は誰でも不幸になった時に、嘆きたいものです。愚痴を聞いて欲しいものです。
けれども、嘆いても、泣いても、愚痴を言っても、何も解決しないことがほとんどです。
そうなんです。工藤監督のいうように、最後は腹を括って、問題を直視することでしか、物事をすすめ、満足を得られることはないのです。
プロ野球解雇のドキュメンタリー
年末になるとプロ野球を解雇された方々のドキュメンタリーがあります。
人の不幸は甘い蜜、とはよくいったものです。
やはり、エンターテイメントとして、このような番組に人は興味を持つのでしょう。
この番組のなかでも、全てを受け入れ、「これでいいのだ」と開き直れる人。
受け入れられずに、過去の自分に浸る人がいます。
見ていて、やる気をもらえるのは、もちろん前者の人です。
できることを一つずつ。
諦めずに、長い目で。
一晩で成し遂げられることばかり、追い求めるのではなく、コツコツ積み上げていく大切さを忘れないでいたいものです。