The long and winding road
Beatlesの歌に「The long and winding road」という曲がある。高校生だった時に、この歌詞の聴き取りを英語の授業でやった。
聴き取りは配られた穴埋め問題付きの歌詞カードで行われた。
ビートルズファンの自分としては、「絶対に負けられない戦い」だと思い、他の20人のクラスメートに負けまいと意気込んで、穴埋め問題を解いていった。
この曲の歌詞には「####of tears」という箇所あり、事件はそこで起こった。
この箇所はだの穴埋め問題と比較しても難易度が高く、ビートルズファンの自分としても、あまり自信がなかった。
けれども、二回聴いた後に「full of tears」であると確信。手をまっすぐにあげ、回答した。
がしかし、、、。
渾身の私の回答は外れ、先生は「答えられる人が他にいますか?」と問いかける。
すると、いつもは全く発言しない男子学生が「pool of tears」と回答。
そして、その答えは正解であった。
その瞬間クラスメートからは、「なぜ答えがわかったんだ!?」「あいつがわかるわけがない!?」と様々な質問が彼にぶつけられる。
すると、あまりのプレッシャーに彼は「ケータイで検索した」と白状。クラスメートも「なんだそうだったのか!!」と納得。そのまま授業は終わった。
こんな出来事のおかげで今の自分はこの曲の歌詞をよく覚えている。そして、イチローが「遠回りが1番の近道」という言葉を思い出した。
インターネットでちょこっと調べることもありだとは思うが、あんまり記憶に残らなかったりする。
人間は何かを成し遂げようとする時、あんまり楽しても近道にならないのかなぁ、と思ったりしたのです。
THE LONG AND WINDING ROADで、」遠まりの曲がりくねった道の大切さ」に気づいた日曜日の午後。