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地図無し飛行 Flying without a map

先日乗ったフィンランドから帰国する便で、フライトマップが故障していた。

どこを飛行しているかどうかをみながら、
行ったこともない国や土地を地図で想像することがすきな自分にとって、「自分がどこにいるかわからない」という事は、なかなかにもどかしい経験であった。
(東京までの13時間の長距離フライトではなおさらのこと)

flying wiyhout a map


普段の生活でも、どこかへ行くときに、じぶんがどこにいるかは、いつでも調べられる。
そんなことに慣れていると、特に長距離フライトで、どこにいるかわからないという事は、少なくともじぶんにとっては、なかなかストレスフルであった。

何事も実はどこにいるか、じぶんの立ち位置はどこにいるのかは、安心感を持つために大切な事だろう。

終わりが見えないことが、人間にとって結構苦しい事で、ミクロな小さなターゲットを達成することが、人間にとってモチベーションを保つために大切なのだという論文もある。(有名なものに、Goal setting theoryが挙げられる)

ただただ、フライト時間が減っていく、地図情報のない、味気ないスクリーンをみながら、どこにいるのだろうかとモヤっとしながら、そんな事を思ったりしたのでした。

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