Just Do Itマトリックス
Just Do It(とにかくやれ!)の重要性はよく知られていますし、よく説かれもしますが、意外と理解しづらいものでもあります。
実はマトリックスで整理できます。これを見ると、さらに理解しやすいはずです。
Just Do Itのマトリックス
Just Do Itが示すのは、以下マトリックスでいう 1 の部分です。
つまり「裁量のある人」が「続きをやらないといけない」という場面がまずあります。
この人達は「中々腰が上がらない」「どうすれば上がりますか」「やる気を出したいです」といった悩みを抱えています。
これに対する解が、Just Do It! なのです。
日本語では「いいからやれ」「とにかくやれ」「いますぐやれ」などと訳されます。
ですので、裁量があっても「新しく何かを始めないといけない」場面には当てはまりません。
もう一つ、そもそも裁量がない人にも当てはまりません。このような人達には選択肢はありません。命令されている、管理・監督・監視されている、拘束されている等で、基本的に「やる」しかないはずですよね。
あるいは、反抗したり逃げたりすることもできますが、Just Do It はそのような勇気を後押しするものではないのです。
Just Do Itとは
そもそも Just Do It とは何でしょうか。
元ネタは NIKE のキャッチコピーとされています。
ちなみに商標になっています。
インターネットでは、Just Do Itおじさんとして知られる以下動画が流行りました。
国内では、最近「星のカービィ」や「スマブラ」の生みの親として知られる桜井政博さんの動画でも出ています。
Just Do Itの本質
仕事術の観点で本質をいくつか挙げます。
やる気
やる気なんてものは存在しない
あるにしても、後から湧いてくるもの
作業興奮
作業を始めることで興奮してくる
行動の重要性
行動しない限りは何も変わらない
行動すれば色々変わるし、フィードバックも来るので、さらにつながりやすい
これを踏まえた上で、じゃあどうすればいいかというと、「とにかくやれ!」なのです。
挑戦としてのJust Do It
本記事で述べているのは、続きをやるためのJust Do Itです。
一方で、NIKE のキャッチコピーや、その他文脈次第では「いいから挑戦しろ」的な意味として使われていると思います。挑戦としての Just Do Itもあるということです。
※本記事ではこちらは扱いません。
あなたに必要な Just Do It は、どちらでしょうか。
おわりに
Just Do It というものがどこを指しているかをお伝えしました。ついでに Just Do It の概要も整理しておきました。
皆さまの参考になりましたら幸いです。