通知を3種類に分ける
通知しか知らないと、通知が来る度に反応することになってノイジーです。これを軽減したいなら、三つの概念に分けるといいでしょう。
通知は「3つのI」に分ける
通知(Notification)を以下に分けます。
割り込み(Interrupt)
すぐに確認するもの
割り込まれるようなものです
インボックス(Inbox)
あとで読めばいいもの
情報(Information)
基本的に見なくていいもの
あとで必要になったら見ればいいもの
現状、通知と呼ばれるものは「割り込み」の扱いになっています。ピコンと新着が来る度にすぐに反応しますし、そのとき居なくても、後で画面を見たときに通知件数が増えていたら、すぐに開こうとします。
割り込み(Interrupt)
このような通知のあり方は、現代人なら当たり前と思われるかもしれませんが、違います。麻痺しています。
割り込みは、たとえるなら「ねぇちょっと」と突然肩を叩かれるようなものです。それが仕事やプライベートで、一日に何回もあるわけです。正気の沙汰ではないですよね。
多くの権限と責任を持つ高給取りの立場か、育児中の人ならまだしも、私たち一般人が恒常的に負っていい負荷ではありません。
割り込みはできるだけ減らすべき
相応の立場や状況でもなければ、割り込みはできるだけ減らすべきです。
そのためには「割り込み(Interrupt)」以外にも二つの I を使います。何でもかんでも割り込みとして扱うのではなく、できるだけ次の二つの I として扱ってください。
インボックス(Inbox)
インボックスとは「あとで見る」という概念です。
たとえばインボックスにメッセージが5件溜まっていたら、この5件は後で全部見ます。
割り込みではないので、届いた直後に見る必要はありません。しかしスルーするわけにもいかず、どこかで見ないといけません。どれくらい猶予があるかはメッセージ次第ですが、目安は「今日中」です。
情報(Information)
情報とは「必要になったときに見る」という概念です。
インボックスよりも雑に扱っていいもので、あとで見る必要すらありません。情報が何件溜まっているかはわかりませんし、何百件と溜まっているかもしれませんが、構いません。見なくて良いです。
見るタイミングは「必要になったら」です。必要になったときに一覧から眺めて探したり、あるいは検索したりします。
3つのIを実現する
「割り込み」を減らすために、「インボックス」と「情報」のウェイトをどうやって増やしていくかを見ていきます。これを割り込みのスリム化と呼ばせてください。
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