スイッチング・デイリータスクリスト
デイリータスクリストは融通が利きすぎるため、迷いと怠けが生じやすいです。
これを防ぐための、新しい手法がスイッチング・デイリータスクリストです。
スイッチング・デイリータスクリスト
複数のデイリータスクリストを用意して、交互に回す手法です。
![](https://assets.st-note.com/img/1726968699-eZVRAlQHEC20d463JLiYoFfz.png?width=1200)
ルールは以下の二つです:
一度の一つのリストしか見えません
項目(タスク)を一つ消化すると、次のリストに移ります
一つ消化するたびにタスクリストが切り替わるため、スイッチングとの名前がついています。
何が嬉しいか?
迷いと怠けを軽減できることです。
デイリータスクリスト単体では、自由度が高すぎるために先送りが頻発します。たとえば仕事と、家事と、こまめな休憩の 3 つをまんべんなくこなすことはできないでしょう。
無いよりははるかにマシですが、あるからといって、あらゆるタスクを消化できるものでもありません。
もう少し消化の確度を上げたいのなら、もう少し制約を強くする必要があります。しかし、せっかく融通の利きやすいやり方を使っているわけですから、あまり強い制約は好みません。
スイッチング・デイリータスクリストは、ちょうど良いバランスで、ちょうどいい制約を提供します。
以降からはスイッチング・デイリータスクリストを実現し、運用していくための詳細を見ていきます。
原則
押さえておきたい事柄を、原則としてまとめます。
2枚である必要はない
冒頭の説明では「交互に」と、2枚であるかのように書きましたが、3枚以上でも問題ありません。
ただし切り替える順番は固定です。端に到達したらループします。
![](https://assets.st-note.com/img/1726969295-pBqWxuL6fXabPjHhKVG82Okr.png)
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