広い、中くらい、せまい 3つの画角で上手に雰囲気を切り取る
写真や映像を後で見返したときにより楽しくできる方法です。例えば、お子様の音楽会を撮るとします。そんな時は、クラス全員で歌っている様子、お子様を中心に数人が歌っている様子、最後はお子様が一人で、胸元あたりからお顔が入っているくらいの3つの画角で撮っておくことをおすすめします。
主人公とまわりの人々
主人公一人しかでてこない物語ってないと思います。ドラえもんで例えるとドラえもんがいて、のび太君がいて、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんがいて、映画でしたらゲストキャラがでてくることで「楽しい」が演出されていると思います。これは現実でも同じで、自分の子供を撮影したい場合、子どもがいて、仲のいいお友達がいて、クラスのお友達や先生がいて。といった感じです。恋人の場合は、恋人がいて、仲のいい友人や同僚、恋人の家族がいて。そんな形で主人公には、まわりの人々がいることで物語や生活が成り立っています。
見返して楽しい!
例えば、恋人とカフェに食事に出かけたとします。そうしたら恋人を含めた店内の全体、運ばれてきた料理と恋人、恋人の顔、この3つの画角を撮っておきます。全体の様子を撮ることで、お店の雰囲気(インテリア、込み合っている様子、広さ)が把握でき、恋人と料理を映すことで、美味しそうな料理とそれを見ている恋人の表情が分かります。最後に一番撮りたかった恋人の顔だけを撮ることで、表情にフォーカスした写真・映像を楽しむことができます。逆に広い画角だけだと、恋人の表情がわかりずらいですし、顔だけの画角だけだと、何をしているのかがわかりずらくなってしまいます。
これはプロでもやっている手法ですのでぜひお試しくださいませ!
広い・中くらい・せまいの画角で撮影する手法は、写真・映像のプロカメラマンは必ず行っています。写真であれば、写真集、映像であれば音楽PVやドラマなどを見てみてください。日常で、せっかく切り取りたいと思った瞬間であれば、大切に、わかりやすいように残しておきたいですね。