ガンマイクで環境音をしっかりと収録して映像に臨場感をもたせる

グラスに水を注ぐ音や料理中の焼いたり切ったりする調理音、自然の中で木々が揺らめく音や鳥の鳴く声など、こういった環境音をきれいに録ることができるのがガンマイクです。

いい音で映像に臨場感を持たせる

映像に臨場感を持たせるためにはいい音が必要です。編集で効果音をつけることもできますが、その場で録れるなら録ってしまったほうが早いし効果的です。氷を入れたグラスに炭酸飲料を入れる映像を撮影するとします。この時、映像と合わせて水の音、氷とグラスがあたる音、炭酸のシュワーという音がなります。仮に音を切ってしまうと、非常に物足りない映像になりますが、きれいに環境音がのると一気に臨場感が増し、映像の中のその炭酸水を手に取って飲みたいとさえ思えてきます。

環境音をきれいに録りたい場合は外付けのガンマイクを使う

外付けのガンマイクとは、カメラとは別売りになっているもので、棒状のマイクのことをいいます。ある程度しっかりしたガンマイクであれば、内臓マイクよりはるかにきれいな音を録ることができます。ガンマイクは音がなっているほうへ棒の先端を近づけて使います。マイクは基本的に近ければ近いほど、しっかりと音が録れますのでなるべく近づける工夫をします。先ほど例にあげたグラスに炭酸水を注ぐ場合は、カメラにつけて使うよりも、少し長いケーブルを用意してグラスのすぐ近くにガンマイクを置いておくと、よりきれいな音を録ることができます。

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