【映像撮影】音を録る時は必ずレベルメーターとイヤホンで確認する

映像を撮影する場合、音をカメラで収録することがほとんどだと思います。インタビューの声、音楽イベントでの歌や環境音など、映像と音を同時に収録する場合に一番大切なことをお伝えします。

音は見えないので、レベルメーターと耳の両方で確認する

音声収録がある場合は、事前に音声レベルメーターとモニターイヤホンで音が確実に、適正なレベルできているかどうか確認することが大切です。まずはレベルメーターで信号自体がきているかどうか、次に適正なレベルできているかを確認します。この時、信号が振り切っていたり、明らかに動きが小さかったりする時は適正なレベルに調整します。振り切っているようだと音割れが、小さいようだと後でサー音がのってしまいます。また、イヤホンで実際にノイズがのっていないか、変な音でないかなとを合わせて確認します。

REC時にもビューファー内に音声レベルメーターを表示させ、イヤホンをつけて常時確認し続ける

事前の確認を終えても、本番のREC時には必ず音声レベルメーターをビューファー内に表示させ、イヤホンで音を確認し続けてください。REC時にノイズがのったりだとか、レベルが低下したりだとか、ワイヤレスマイクの電源がきれたりなどの音声トラブルにしっかりと対処することができます。収録後すぐにプレビューして音がしっかり録れているかまでを確認できれば完璧です。

音は映像と違って目では見えません。ミスやトラブルが起きやすいのが音声まわりで、しかも確認しなかった場合、気づくのは全て撮り終わった編集時ということになります。自分専用のカメラでも、他人と共用のカメラでも、音声設定は前に使ったままになっていることが多いです。ですので、油断せずに音は優先的にきちんと確認しておくことが大切です。

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