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燃料電池カーをつくろう

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社の湯(タン)です。

今回のワ―ケーションで実施した自由研究プログラムの1つ
『燃料電池カーをつくろう』についてご紹介します。

本プログラムでは、小学生の高学年から大人までを対象に自動車と排出ガスの問題についての講義と、燃料電池カーキットの作成を行いました。

燃料電池カーは塩水を入れるだけで走行することが可能で、実際に走行する様子を見て、子供たちを見守るご家族や大人の参加者の方々から
「すごい!」
と歓声が挙がっていました。

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わたしが燃料電池カーキットのプログラムを提案しようと思ったきっかけは、モビリティに関連する環境への取り組みについて“ものづくり“を通して子供たちに興味を持ってもらおうと考えたからです。

自動車業界では近年、欧州において2035年までに内燃機関車の発売を禁止するなど、「カーボンニュートラル」(CO2排出量を削減するため、植林や再生可能エネルギーの導入など人間活動におけるCO2排出量を相殺すること)に向けた動きが加速しています。

その一方で、日本ではまだまだ電気自動車の普及が進んでおらず、車体価格の低減やインフラの整備など課題が多く残っています。

カーボンニュートラルに向けてわれわれができることの一つは、さまざまな取り組みが存在することを知ってもらうことだと考えています。

例えば、長野県では100%再生可能なエネルギー由来のグリーン水素を作っており、この水素によって燃料電池車が走行しています。

この取り組みが広がれば、カーボンニュートラルに向けて大きく前進します。

小さなことでも良いので「身の回りからできることはないか?」子供たちや私たち大人も含め、ひとりひとり考えることが大切だと思っています。

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今後もワ―ケーションの企画を通じて皆さまに「モビリティとゼロカーボンについて」考えていただく機会を提供できればと考えております。

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