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にいがたフードエール便~育ったまちからあなたにYELL!~

みなさん、こんにちは。しなやかで笑顔あふれるにいがた女性を増やしたい!新潟市議会議員の小野照子です!

今回は私が市議として活動して来た中で、ゼロから立ち上げたプロジェクトについてお伝えします。

にいがたフードエール便プロジェクト
立ち上げのきっかけ

「新潟市出身で東京圏に進学した学生を対象に、名産・特産品など「にいがたの食」を届けます!!」

2020年春、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、仕送りやアルバイトの収入が減り、学費や生活費の確保に多くの学生が悩んでいましたね。

胸いっぱいに希望を膨らませ、
キラキラのキャンパスライフを夢見ていた学生たち。

ところが新型コロナ感染対策で卒業式も入学式も中止。
授業もオンライン配信。
サークルの勧誘も無く、友だちとリアルに会えない。
そもそも友達を作ることも出来ない。

そんなニュースを見聞きするたびに、心が締め付けられました。

何とかしてあげたい!
少しでも元気になって欲しい!

我が娘も大学2回生でした。その年頃の子に母として出来ることと言ったら・・・?

どんなことなら喜んでくれるだろう?

母として出来ること、それは食事を用意してあげること。

「ふるさとにいがたの心を食に乗せて届けたい」

きっかけは「母としての想い」でした。

市役所内には担当する課が無かった

「新潟の美味しいお米と、8区の特産物の詰め合わせにふるさとの愛もたっぷり詰め込んで送り届けよう。」
特に感染拡大地域で暮らす、大学・専門学校1年生に。

コンセプトは決まったものの、さて、どこの部署や課に相談すれば良いのか?(^▽^;)

卒業後は新潟に戻って来て欲しいという観点からすると
経済部かしら。
お米や特産物を送るので、農林水産部も関係して来るかしら。

初めの一歩として、雇用政策課と食と花の推進課の課長に相談してみました。
ただ、「前例が無い」ということで、最初は何だか他人事感が拭えませんでした💦。

市役所あるあるです。( ;  ; )

出会いがプロジェクトを加速化!

2020年11月4日、studio-L代表(コミュニティデザイナー)山﨑亮氏の講演会に参加しました。学生たちがクラウドファンディングで、関西からその講師を呼んで開催。
その学生グループの名称がユニーク!

「途方に暮れた大学生の会」

そのまんま!ですね。(≧▽≦)

会のメンバーは5名で、代表は大学新1年生、あと4名は2年生。
代表の学生は、入学式もなく授業もオンライン配信、住む予定のアパートに引っ越しも出来ず、まさに「途方に暮れた」状態でした。

私の企画を彼らに説明した結果、フードエール便のチラシ作成やプロジェクトのSNS発信の協力が得られるようになりました。

女子学生の手作りチラシ(表)
チラシ(裏)

同じ学生がエールを送ることで、社会全体の感染拡大防止意識の向上につながることにもなりました。彼らとの出会いが、プロジェクトを前へ進める大きな起動力となりました。

また、事務局にはフードバンクにいがたさん、トータルコーディネーターに小林絋大さんと、次々と協力して下さる方が現れ、担当課も次第に積極的に働いて下さるようになりました。雇用政策課長には心から感謝しております!
 
フードバンク新潟さんのHPはこちら⬇️
https://www.foodbank-niigata.org/

小林絋大(新潟家守舎)さんのHPへこちら⬇️
https://niigata-yamorisha.com/

さて、今回はここまで。次回はフードエール便の中身をどのように調達したのか、実践編をお伝えしていきたいと思います。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました!興味を持っていただけたらお気軽にフォローしていただき、次回もお読みいただけると嬉しいです!

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