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親が見た大学受験 #8

このnoteには、うちの子(娘)の大学受験に際し、親としてどのようなことを考えていたか、どう対応したかなどを記録しておきたい。

情報収集について

受験をする本人(生徒)による情報収集はさておいて、サポートする親としてどのような情報収集をしたか思い出してみる。

といっても、振り返ってみると、特別に何もしなかったというのが印象である。関連するWEBサイトやSNSを見て、それらを楽しんで見ていただけのように思う。つまり、子どもの受験をネタに、遊んでいただけである。

まじめに調査したものも少しはある。受験する可能性のある各大学の入試要項である。どのような受験方式があるか、受験科目は何か、受験日、合格発表日、入学手続き締切日(入学金支払期限)などは、エクセルで一覧表にまとめた。子供のためというよりは、当方自身の安心のためである。

また、第一志望の国立大学の候補(3大学ほど)や、共通テストの会場となる大学はもちろんのこと、滑り止め候補の私立大学(6大学ほど)も、自宅から最寄りの駅までのルートの確認や大学周辺の環境を見るために、すべて実際に現地まで行ってみた。かなり親バカかもしれない。

大学・学部の難易度は、河合塾が公表している偏差値表を参考にした。国公立大学と、私立でも共通テストを利用する大学・学部ごとに、ボーダーの点数も示されている。今の受験業界での河合塾の位置づけはよくわかっていないが、昔からの大手であり、そこの情報が一番信頼できると思った。

塾業界では、武田塾の存在を知った。授業をせず、勉強の進捗管理をするということらしい。これは真っ当な方法論だと思う。ある程度の学力があり、自力で勉強できる受験生であれば、良い参考書、良い問題集がたくさん出ているので、自分でそれをこなせばよい。学校以外で一斉授業は時間の無駄だと思う。本当に自律した受験生であれば、進捗管理してもらう必要もないだろう。ただ、勉強のペースメーカーのようなものはあった方がいいので、現役生であれば学校がそれになるだろう。浪人生であれば、武田塾のような存在は役に立つかもしれない。うちの子にも、どこにも合格がもらえなかったら、武田塾に行けと言っていた。

SNSの情報は参考として見ていた。武田塾のメンバー二人が塾の宣伝のためにやっている、Wakatte.TVは全くのエンタメであるが、そういう意味では面白く、多少の参考にもなった。大学生へのインタビューで、併願あるいは滑り止めとして合格あるいは不合格だった大学・学部の情報は、滑り止めとする私立大学・学部を考える際の参考になった。

別のネットメディアでメンバー二人がつるし上げられているものを見たが、エンタメとしてやっているという理解であれば、そこまで批判的になることもないと思った。ただ、そのメディア自体が、あえて批判することで注目を集めようとする戦略なのかもしれない。ネットメディアは相互にうまく影響しているのだろう。

YouTubeではオンライン塾などが宣伝のために配信しているものがたくさんあるが、それらのいくつかを見ていた。偏差値を基準にした大学ランキングなど二次的な情報は、あまり参考にならないと思った。それら以外で参考になったものとして思いつくのは、Castdice TVマスクド先生の大学受験必勝法である。これらは、経営者が独自の見解を持って話しているようで、好感が持てた。

(以上)


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