親が見た大学受験 #5
このnoteには、うちの子(娘)の大学受験に際し、親としてどのようなことを考えていたか、どう対応したかなどを記録しておきたい。
国公立大学の候補
大学進学にあたり、親としては自宅から通学してもらう方が、経済的に楽である。女子ということもあり、顔が見えて心配も少なくてすむ。
一方で、本人が地方の大学に行きたいのであれば、国公立大ならそれもありかと思った。うちの子としては、地方大学も一時考えたようであるが、最終的には自宅から通える東京およびその周辺の国公立大を目指すことにした。
うちの子は、数学は得意とまではいかないが、文系としては嫌いでもない。一方で、地理・歴史はあまり好きではなかった。文系なのに(?)、暗記が嫌いなのである。共通テストでは、地理・歴史は避けられないので、それはやるしかない。国公立大の二次試験で、地理・歴史を選択しなくてよい大学・学部を選ぶことになる。
国公立大の文系二次試験で地歴が必須なのは、東大、一橋大など、トップグループの大学である。うちの子はそこまで目指す学力も気力もなかった。難易度的にその次のグループに位置する、千葉大、横浜国大、埼玉大、東京都立大などでは、地歴は必須ではなく、英・国・数で受けられる。うちの子も当方も、おそらくそのあたりが第一志望の候補になるだろうと考えていたと思う。
もちろん、学力がそこまで追いつけばという話であるが。