コロナの影響によるキャリア授業の変化
キャリア授業は『就職』と強い結びつきがあります。今回のコロナウイルスの影響は就職活動にも大きく影響しました。
授業の変化とワークアカデミーのできることを記事にします。
目次
就職活動への影響
大学キャリア授業への影響
変化への対策
ワークアカデミーができる事
就職活動への影響
コロナウイルスの影響により、2021年卒の学生に大きな影響がでていることはニュースでも報道されています。昨年に比べると就職活動の早期化が起きていたにも関わらず、2019年と2020年の就職率を比べると、6月時点での比較では13%以上も、就職率が減少していることも発表されています。就職率の減少は、2022卒の学生に対し、さらに大きな影響を与えると想定されています。
また、その中でも内定をもらっている学生のうち、47%ほどの学生が従来のように企業の説明から最終の面接までが対面で実施しています。一方で、40%近くの企業が説明会から最終の面接まで全てがWEB上で完結も実施しています。
企業にとってもWEBでの選考により、就活生とのコミュニケーションが困難であり苦労しているところも少なくありません。学生にとっても、対面でなく全てWEBで終えてしまいその上で入社先を決めることが、就職活動において大きな不安の原因となっている。
大学キャリア授業への影響
大学でのキャリア授業・就職対策にも大きな影響がでています。一部の大学では、2022年卒の就職対策のため、WEB面接対策、オンライングループディスカッション対策がすでに開始されています。多くのWEB面接ではZOOMが使用されているため、従来の面接対面とは違い、部屋への入り方や姿勢などに加えて、チャットや画面共有、目線の高さ、画面との距離などを学び面接準備を行っています。
また、就職活動では欠かせない自己分析においても、同年代や先輩など色んなん人と話し、自分の価値観、強みや弱みに気付くことができるという点では、対面の授業がない今、学生の自己分析する機会が失われています。業界研究や企業研究においても、直接会いに行くことが困難である今、どのように情報を集めて、自分が目指したい業界・企業を探していく方法を伝えていく必要です。
変化への対策
コロナウイルスにより、就職活動という点において学生・大学には大きな影響がでている。WEB面接の影響により、対面にくらべ企業を知る機会が減り、就職が決まっても早期退職者が増加する可能性も想定されています。その中で、自分に合った企業と出会うため、より自己分析や企業研究に重点をおく必要があり、WEBであっても自分を表現できる力が大切です。オンラインを最大限に活用した就職対策・キャリア授業が必要です。
ワークアカデミーができる事
主に大学授業を実施していますが、企業研修も実施しており、企業の現状もキャッチし大学へお伝えできるのもワークアカデミーの強みです。
既に就職対策のオンライン講座も大学ごとに実施中です。
オンライン講座も教職員向けのみならず学生・個人向けのアカデミック授業の実施も可能です。
参考資料