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キャリア授業ってなに????

そもそもキャリアデザインってなに?

ワークアカデミーでは様々な大学から「キャリアデザイン」授業のご相談をいただきます。「キャリアデザイン」という言葉は、今や社会全体で一般的になりましたし、どこの大学でも「キャリアデザイン」授業は当たり前に設置されています。
果たして「キャリアデザイン」とは何なのでしょうか・・・(皆さんはピンと来るかもしれませんが)

目次
・「キャリアデザイン」とは
・時代の流れは、「集団の力」から「個の力」へ
・様々なライフスタイルによっての「職業選択」「生き方選択」ができる世の中へ
・自分らしく生きるって何だろう?
・社会の中で自分らしく生きるために自分自身の人生を考える時間


「キャリアデザイン」とは

「キャリアデザイン」とは、自分の職業人生を自らの手で主体的に構想・設計=デザインすること。自分の経験やスキル、性格、ライフスタイルなどを考慮した上で、実際の労働市場の状況なども勘案しながら、仕事を通じて実現したい将来像やそれに近づくプロセスを明確にすることが、キャリアデザインの要諦です。
※出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典より

でも、先輩曰く、「昔はキャリアデザインの授業なんで、なかったで~」と。
いつから「キャリアデザイン」という授業は存在するのでしょうか。

大きくは時代や社会の動きに連動しているようです。

時代の流れは、
「集団の力」から「個の力」へ

■第1次産業革命(18世紀後半)
手作業から工場化になることで、組織力・集団で行動する力・均一化等の能力が必要。
■第2次産業革命(20世紀)
エネルギー革命による大量生産が可能となったため、より集団での行動力・対応力が必要
となり、かつ人の数も大量に必要。
■第3次産業革命(20世紀後半)
コンピュータの進化と普及により単純な労働力は不要となり減少。
単純労働ではなく、コンピュータを使い、データ収集や分析などを行い課題解決や新しい
取り組みができる人材が求められるようになってきた。
■第4次産業革命(!Now!)
ビッグデータの時代。
情報を活用したAIや新たなサービスを生み出す力が重宝。情報を活用し発揮できる人材が必要。

といった具合に、「集団の力」から「個の力」が必要とされる世の中になってきているわけです。

様々な個のライフスタイルによって
「職業選択」・「生き方選択」ができる
世の中へ

15年~20年くらい前

■安定の会社、知名度のある会社
■終身雇用、年功序列
■学歴社会

⇒「大きな会社・知名度のある会社」に入れば勝ち組、そのステータスが満足感に繋がる
多少しんどいことがあっても「続けることが当たり前」女性は結婚・出産で退職する、仕方ない

時代がながれて、、、。今

■ネットワークの普及 
■生き方の多様性
(生涯学習、学びなおし、女性活躍社会、高齢者活躍社会)
■ベンチャー企業の増加
 →社会的支援の拡大
■自分のライフスタイルに合った働き方 

⇒「大きな会社・知名度のある会社」には決して拘らない層の増加合わなければ別の道
数年やってみて、他の会社も経験してみたい
女性は結婚・出産を経験した後もまた働きたい、働ける!学びなおしたい会社で働くことがすべてなの?
といった形で、「様々な個のライフスタイルによっての職業選択・生き方選択ができる」世の中になってきているわけです。今は昔より、自由な世の中といえるかもしれません。

自分らしく生きるって何だろう?

一方で、世の中を自分らしく生きるためには、
「自分は何がしたいのか」「自分はどんなことに興味ある?」しっかりと考える時間と機会が必要といえます。考えているとふと、「大人になるってどういうこと?働くってそういうこと?社会って何?」問題にきっと行き着くでしょう。
だからこそ、早い時期から「自分のことを考えよう」「社会のことを知ろう」という時間が「キャリアデザイン」授業ではないでしょうか。

社会の中で自分らしく生きるために自分自身の人生を考える時間

キャリアデザインとは、社会の中で自分らしく生きるために自分自身の人生を考える時間です。
「自分のことをしっかり考える」って難しいことですが、せっかくのキャリアデザインの授業で学生さんが振り返りや芽生えの時間をなっていることを願うばかりですね!

私も「楽しく学ぶキャリアデザイン」の授業をどんどんお客様と作り上げていきたいと思いました。



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