【Words to re:member】 : 『推し活からみるSelf Love』(2022.02.28)
<2022.2.28 MC>
岸田健児:https://ameblo.jp/kishiken1120
中村綾乃:https://www.instagram.com/ayano915x/
<本日のゲスト>
Dana:https://www.instagram.com/danaespurity
岸田:
今日はゲストをお迎えする前にお話をしたいのですが、最近よく取り上げられている言葉があるんですよ。それは「推し活」。
【推し】がいると、どうやら健康に良いとか、心が明るくなるとか。「それは素晴らしいな」って思った一方で、僕、人生で推しがいたことがなくてですね。推しといえば綾乃さんじゃないですか。
綾乃:
そうですね。私はもともとアイドルが大好きで、ハロープロジェクトのBerryz工房っていうグループが大好きだったんです。
岸田:
Berryz工房は他のアイドルと何が違うんですか?
綾乃:
ライブの楽しさ、音楽も好きで、もう本当に楽しませる天才!というところが大きいですね。
握手会に行ったり、どうしてもコンサートの初日に入りたくて、関西からわざわざ神奈川県の座間に行ったり。
岸田:
本気じゃないですか!
綾乃:
本気ですよ、私は!
岸田:
めちゃくちゃ面白いじゃないですか!!
【推し】がいると、すごく心が潤ったり、人生に良いことが起こるっていう話だったんですけど、実際、どうですか?
綾乃:
人生に良いことが起こるって言うと、ちょっと曖昧ですけど……「幸せな時間が増える」が実際のところじゃないでしょうか。
岸田:
【推し】は、好きと何が違うと思います?
綾乃:
好きとの明確な違いって難しいんですけど<憧れ>も含まれる感じではありますかね。
岸田:
ああ、憧れか!
恋人や好きな人って確かに憧れというより、自分と価値観を揃えたりですよね。そういう意味では、だから、神?
綾乃:
神です。一言で言うなら。
岸田:
それで「推し活」っていうのはすごく人生が潤って、人生を豊かにする行動になると思うんですけど、ちょっとそこに繋がるような話で。
この番組、新時代のライフスタイルを言語化するということで取り上げたいと思ったのが『Self Love』
若者達のSNSでめちゃめちゃ『Self Love』っていう言葉を聞いて、一つ、仮説を立てたんです。僕の中でピンと来ないけれど、要は「自分を推すこと」なんじゃないか。
気になったらどうしても突き止めたい性格なので、今日は『Self Love』のプロフェッショナルをお呼びしまして
これをお聞きしていきたいなと思っています!
というわけで、ゲストをお呼びしましょう!!
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Danaさんです!!!
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▪︎自分のことを推しのように扱う『Self Love』
岸田:
Danaさんはスピリチュアルヒーラーということなのですが、
どんなことをされているんですか?
ダーナ:
今まさに出た『Self Love』
・心を癒す
・心地よい人生に導く
そういったことをヒーラーとしてやっています。
ただ、一番はやいのは自分自身を愛すること。
そこから全てが始まると思っています。
綾乃:
自分のことを好きになる。自分を大事にする。
さっきの【推し】の話と繋げると「自分のことを推しのように扱う」というのが、私の『Self Love』の解釈なんですけど……
岸田:
僕が気になるのは、ナルシズムや自惚れと「自分愛」は何が違うのか。もう、いろいろ聞きたいことがあります!
教えてください、先生!!
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▪︎もともとは自信もなく窮屈な人生
岸田:
そもそも、どうやって今の活動を始めることになるんですか?
Danaさんは、芸名ではなくて本名なんですね。
Dana:
そうなんです。
両親がフィリピン人なんですけど、ただ、生まれも育ちも日本なので。
岸田:
てことは、血がフィリピンでマインドは日本。その辺り、葛藤した部分もあったりとか。
Dana:
そうですね、幼少期から外国人というだけで周りから違った目で見られました。「あれ、ちょっとみんなと違うんじゃない?」みたいな。
最初から、ちょっと違う扱いをされるところで、いじめや差別。そういうのは、結構幼少からありましたね。
綾乃:
すごく明るく語ってらっしゃるけど、絶対辛い経験じゃないですか。
岸田:
やっぱり、人の仕事って過去の自分が投影されてますよね。
そこを癒すところまでになっていくわけですね。
Dana:
そういう環境で育つと、どうしても自分自身に対して自信がなくなったり、「自分はできない」「あの人みたいにはなれない」とか、低く見積もってしまう。
岸田:
見た目で言ったら絶対モテてたでしょ!
Dana:
今出会う人はそう思うかも知れないんですけど、もともとは自信もないし、低く見積もりすぎて、すごい窮屈な人生だったんですよね。そこに、気づいたのが始まりでした。
岸田:
それはいつ気づいたんですか?
Dana:
「このままじゃダメだな」「窮屈だな」って思ったのは、23歳くらいですかね。
綾乃:
「自分ってダメだ」っていう考え方が根付いてた感じなんですか?
Dana:
もうそれがベースがなので、仕事を選ぶのも、職場に行っても常に「自分はダメだ」「仕事もすぐ失敗する」「すぐミスする」とか、ずーーっとその考え方の中にいました。
岸田:
そんな事思ってたら、上手くいくものも上手くいかないですよね。
正直、病んじゃいますね。
Dana:
そうなんですよ!病みました!
岸田:
実際、とんでもないことがあったんですか?
Dana:
そういう考え方が根付いていると本当に鬱みたいな感じになって……
・朝、起き上がれない
・人に会いたくない
・家から出たくない
自分で自分の考えだけで、そうさせてしまった時がありました。
岸田:
でも分かる。鬱々とした時に、朝日を気持ちいいと思えない自分にすごい落ち込みますよね。
+++++
▪︎自分の中で湧き起こる「全て」を自由にさせてあげる
岸田:
そうすると『Self Love』っていうのは、毎日気分良く、アゲアゲな状態?
どうなるのですか?
Dana:
そうですね。
自分自身の内側で起こる全ての考え方に、まず寄り添ってあげることから始まっていくんですよね。
自分に自信がなくても、落ち込み気味な時も「そういう自分がいる」。
それをまず受け入れてあげる。
自分の中で「このままじゃダメ」「こういう自分じゃダメ」ってすると、より苦しみを自分の内側で生んでしまうんです。
岸田:
めちゃくちゃ分かります!
エヴァンゲリオンのシンジ君が「逃げちゃダメだ!」って言ってるのって苦しそうですもんね。誰かが「逃げたって良いんだよ」って言ってくれたら……
それは楽だろうから、それが寄り添うってことか!
***
綾乃:
それを続けているうちに、気分が晴れてきた感じですか?
Dana:
そうですね。ファーストステップは、自分の中で湧き起こるあらゆる感情や気持ち、怒りも悲しみも自由にさせてあげる。
今、ポジティブの方が大事にされてるじゃないですか。だけど、ネガティブも悪いものじゃなくて、その人の中にある本音というか……
その時のありのままの気持ちだから、それに対して蓋をすることがまたかえって抑圧を生んでしまう。
綾乃:
ネガティブでも良いし、ポジティブでも良いし、なんでもOKっていう状態を認めてあげることですよね。
Dana:
自分を愛するという観点で、ちょっと言葉を変えると「自分を尊重する」「自分を大切にする」その側面で見た時に、ネガティブな感情って人間なら誰でも起こるんですよ。起こらない人なんて私いないと思うんです。
岸田
起こる、起こる!
「お布団から出たくねぇなぁ」とか。
今日、朝からここに来るまでに何回思ったか!
そんな自分を許してあげる。
どうやって許すんだろう。
Dana:
「そう、感じてるよねぇ」って。
共感してあげたり、その想いにただ寄り添ってあげる。
岸田:
でも確かに、Berryz工房が落ち込んでる時、怒ったりしないですもんね。
綾乃:
そうですよー!
【推し】が落ち込んでたら絶対に「大丈夫だよ」「今日は休もうよ」とか、優しくしてあげるのに、何故か自分になると「こんな落ち込んでたら、ダメだ」「あの子だったらこんなことできっと落ち込まない」ってどうしても考えちゃいますよね。
岸田:
出てきちゃいますね。
自分だからこそ、ある意味、特別なんですよね。
・自分の怒りだから苦しい
・自分の悲しみだから苦しい
その苦しさに寄り添ってあげることが大事ということ。
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+++++
▪︎私たちが一番大切に扱うのは「ここにいる自分」
岸田:
寄り添うって難しいですよね。
僕、一番難しい行為だと思ってるんですよ。
Dana:
例えば、横にちっちゃい子どもがいたとして……
訳も分からず、泣いてたとします。
そしたら、子どもになんて言いますか?
「泣くな!」って言いますか?
側にいてあげたり、寄り添って背中さすったりしませんか?
岸田:
いや、まず住所を聞くかなぁ。多分?
***
綾乃:
なんかこう、肯定的なね。
「泣くなよ!」みたいな感じにはならないですよね。
Dana:
言わないですよね。
自分の子どもでも良いですけど、そう置き換えてみた時に、どうしたいか。
岸田:
分かりやすいですね!
自分を子どものように扱ってあげる。
Dana:
子どもや動物には優しくするのに、自分には優しくできないっておかしな話じゃないですか。
岸田:
なんで自分には優しくできないんでしょう。
Dana:
多分、認識がないからなんだと思うんです。
自分自身に対する愛も育みも、そもそも認識がなかったから、できない。
でも私たち人間って本来【一番大切に扱うのは、ここにいる自分】だと思うんです。それが忘れ去られるくらい忙しかったり、日本の教育も「周りに優しくしなさい」と言われますよね。育った環境が影響してるんだと思います。
岸田:
ということは……
日本人に『Self Love』が足りない人が多いってことですかね。
Dana:
そういう風に感じます。
+++++
▪︎本当の意味で「自分を大切にしたい」と思っていますか?
岸田:
30歳40歳になってもいまだに窮屈な方もいらっしゃるでしょうね。
そういう人もまだ間に合いますか?
Dana:
間に合うと思います。
ただ、その人がどうしたいかだと思うんです。
・自分の人生を本当に心地よく楽しく生きたい
・幸せに生きたい
・大切にしたい
そういう思いがなかったら、やる必要もなくて、その考え方も尊重しないといけないと思うんですよ。
岸田:
「大切にしない」という名の大切にするっていう方法もある訳ですもんね。
なんでなんでなんで……
大切にしたくないんだろう、その人たちは。
Dana:
本当の意味で自分自身を大切にするってことを理解していないから。
今まで発信したり、個人セッションやカウンセリングでお話しを聞いていると……やっぱり……
・誰かにこう思われちゃう
・愛されなくなっちゃう
・今いる職場から嫌われちゃう
それぞれの置かれている環境から愛されなくなることへの恐れが強くて、結構、踏み切れない人はいました。
岸田:
めちゃくちゃ、分かる。
人って結局、自分の都合を生きてますよね。それぞれにとっての時期というか、フェーズもあるんでしょうね。
どういう人は「いよいよ、ご自愛を始めましょう」となるのでしょう。
Dana:
本当により人生を「自分らしく楽しく生きたい」って思う人から、始まっていったら良いかなって思います。
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▪︎誤魔化しても最後は体が教えてくれる
岸田:
窮屈な生活から「自分らしく生きよう!」って決めたそのタイミングに、何があったんですか?
Dana:
いろんな瞬間で気づかされることってあったんです。
今、覚えてるのは……2つ前の職業でアパレルをしていた時、1日12時間以上働いちゃって……寝るために家に帰って、また起きたら仕事の準備をして、終電くらいまで働いていたんです。
仕事はたのしくて、生きがいで、やりがいで、楽しかったんですよ。
なんですけど、体調を崩して病院に行ったら、子宮が将来的に危ない状態になっていました。その時に過労が原因ではないかって言われて……
23歳で将来的に子どもが産めなくなるとまで言われたんですよ。
岸田:
それ、結構きついっすね。
綾乃:
ヘビーですよね。
Dana:
そう、初めて自分が女性ってことを思い出して。
毎日楽しく働いてたつもりだったけど、自分の体がこういう危機にさらされた時、ハッとしちゃったんですよ。
「本当にこれって楽しいのかな」
「私って、自分のための人生を生きてないな」
って、すごく気づいちゃったんですよね。
岸田
いてててててて……
なるほどなぁ。
だからその、楽しいっていう言葉で誤魔化してたってことでもありますよね。
綾乃:
お知らせが来たっていう感じですね、完全に。
Dana:
最後に体がお知らせしてくれるって言われてて。
自分と向き合う過程の中で、体が最後にやっと教えてくれるんです。
だから私は、多分、究極なところまでいっちゃったんだなぁ。
+++++
▪︎徹底的に自分を尊重する
岸田:
何から始めたんですか?
Dana:
まず仕事を辞めました。
岸田:
おーーー!!結構それも……
Dana:
辞めた時に変化を感じました。
自分の心の状態、体の変化がすごく大きくて、全部良くなっていって「薬を飲まないとダメ」って言われていたけど、飲まなくても良くなったんです。
綾乃:
劇的に変わったんですね。
Dana:
結局、自分が選択してその仕事をしていたわけじゃないですか。
だけど私は気づいた時に、自分を尊重したんですよね。
尊重して辞めて、尊重する生活を送ろうと決めて、そこから尊重する生活を始めたら、どんどん自分が元気になって、体も心も変化して。
・仕事選ぶとき
・友達と会うとき
・会う場所
様々なことを自分を大切にしながら、尊重する選択を重ねました。
岸田:
これは胸が痛い話ですね。
理想ではあるけど、実現するのって難しくないですか?
Dana:
難しく感じますよね。
例えば忙しくても、たった一瞬、一つの選択を自分にとって最も良いものに変えることはできると思うんです。
忙しいスケジュールの中でも「この時間だけ連絡を取る」って決める。逆に「これ以降は取らない」って決めるとか。
岸田:
あーーーなるほど!!
Danaさんは、そこから向き合い始めたんですよね。
徹底的にやったんですか?
Dana:
徹底的にやりました。
+++++
▪︎感情に良いも悪いもない
岸田:
仕事をやめた後は、何をしたんですか?
Dana:
いろいろ間はあるんですけど……
一定期間だけ働くなど、自分を尊重する働き方を考えて、最終的に今のこのヒーラーや講師業になりました。
いきなりなった訳ではなくて「今、目の前の自分ができる限りのことだけをやる」って自分と約束したんです。
岸田:
今、自分ができる限りのことをやる。
優しいですよね。
綾乃:
それはまた、逆に頑張り過ぎちゃうこともあるかなって、ちょっと思っちゃったんですけど……
Dana:
多分、人って頑張りたいから、誰かのために頑張れるじゃないですか。
それってすごいことだと思うんですよ。
だけどやっぱり、自分が「ちょっと無理してるな」って気付けるようになることが大事。それも自分を愛することだと思うんですよね。
岸田:
自分の状態を知るってことか。
・怒ってるのに怒ってない
・嬉しいのに嬉しくない
って、どんどんズレが生まれちゃうわけですね。
「怒ってる」「はい、怒ってます」
「悲しい」「はい、悲しんでます」
これもある意味、尊重してるわけですね。
なんか、分かってきましたね。
Dana:
言葉を変えると、感情に良いも悪いもないっていうことなんです。
岸田:
だから『Self Love』のプロであっても怒りも悲しみもあるわけですよね。
Dana:
人間だからありますよ!なくなるってことはないです。
ただ、大きな反応をせずに穏やかになっていきます。
綾乃:
例えば、落ち込むと抜け出すまでに3日くらいかかっていたのが、2時間で抜け出せちゃうとか。
Dana:
そうです、そうです!
岸田:
めっちゃいいっすね、それ!
だから、安心して怒れますよね。安心して悲しめます。
Dana:
そうなんです。
逆にそれが、幸せになります。
岸田:
怒ったっていいし、悲しんだっていい。
めっちゃ最強じゃないですか。
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+++++
▪︎本当のことはいつも自分が教えてくれている
綾乃:
もう一つ気になることがあって……
人と比べるって女性あるあるだと思うんですけど、それも「比べても良いよ」「マル!」って感じですか?
Dana:
そうですね。
比べてる自分にまず気付いてあげる。その自分でいることを受け入れてあげると良いと思います。
そういう気持ちが生まれた時に気付かないでいると、嫉妬になったり、それが結局、相手を傷つけちゃう行動になるって、よくあることだなって思うんです。
岸田:
相手をけなして自分をあげるって行為ですもんね。
Dana:
だけど、比較するのも人としてすごい自然体なことだって私は思っていて。
そういう部分をまず自分が気づいて、気づいた上で「今、比較してるなぁ」「ちょっと嫉妬湧いてきてるなぁ」って分かってあげると、外に対して大きな行動や傷つけるとか、言動が変わっていきます。
あと、比較で反応してしまう人には、多分、共通するものがあるんです。
1人の人に対して比較するだけではなくて、SNSを見ていると、他の人にも同じ感情が生まれたりしている。
その比較してしまう対象の人の共通点を見ていくと、自分の中にあるコンプレックスや過去に忘れていた傷に気付けたりします。
綾乃:
なるほど。
そこに、気づいた後はどうしたら良いですか?
Dana:
私の体験で起きた共通している人って【自分らしく生きてる人】だったんですよ。
岸田:
もろじゃないですか。
Dana:
もろだったんですよ。
当時は、自分らしくやりたいことを表現して生きている人に対して、すごい嫌な気持ちになったんです。
別に攻撃することはなかったけど、そこで気づいて自分を観察した時、まず「自分が自分らしく生きていなかった」ことに気付けたんですよね。
岸田:
嫉妬はめちゃくちゃヒントじゃないですか!
さっきから聞いていると、ネガティブなことってむちゃくちゃデータというか。
綾乃:
良いヒントになる感じですね。
Dana:
究極をいうと、感情を通して、いつも自分が本当のことを教えてくれている。自分が一番のメッセンジャーだと思います。
+++++
▪︎【今に生きる】今の選択で自分を満たす
岸田:
「教えてくれているのに聞こうとしてますか?」ってことですね。
Berryz工房が「こうしたい」って言ったら、それはね、聞きますよね。
綾乃:
そうなんですよ。
でもね、みんなついつい自分には厳しくしちゃう。
岸田:
「小さい子どものように聞いてあげましょうね」ってこと。
それはもう、衣食住の全てにおいてそうですか?
Dana:
そうです。
まず朝起きてから、無意識に行動してる人ってほとんどだと思います。
無意識に携帯を見て、無意識にテレビを付けて、たくさんの情報を受け取る。
岸田:
いてててて……
Dana:
本当に自分を大切に丁寧に生活してあげるって考えた時、その無意識にやっている行動の一つ一つって多分違う。本当の自分が必要としてることじゃないし、求めてることじゃないと思うんです。
だから、朝起きて何気なくコーヒーを飲むのも、無意識にやってるかも知れない。そこを例えば、お水に変えるとか。
綾乃:
「本当はどっちが飲みたいの?」って自分に聞いてあげる。
Dana:
多分、みんな幸せになりたくて生まれてきてると思うんです。
岸田:
絶対にそう。
Dana:
幸せじゃないのは嫌ですよね。
岸田:
幸せになりたい!
Dana:
そうですよね。
そしたら、朝起きて、自分が今この瞬間から選択する時に【幸せになれる方を選ぶ】。
綾乃:
それ、分かりやすいですね!
今、この瞬間にコーヒーを飲むか紅茶を飲むか「どっちが自分は幸せかな?」「今日は紅茶かな?」「自分に紅茶を飲まさせてあげよう」
全ての選択において、それを繰り返していくってことですよね。
岸田:
徹底的にだ!
それこそ、夜中にラーメンを食べたくなったら、食べちゃうとか。
Dana:
自分がそれでOKだったら、食べて良いと思います。
ちなみに私は食べたことあります。
岸田:
あんまり食べない?
Dana:
あんまり食べなくなりましたね。
岸田
そっか、そこが変わってくるんですね。
欲望って確かに、何かの穴を埋める行為ですよね。自分と向き合っていると、そういう欲望があんまり出てこないのかも知れない。
Dana:
私、昔すごく体型にコンプレックスがあって、今より10キロ以上太ってたんですよ。太りすぎて、アパレル時代いじめられるというか、茶化されていて……基本的に大事に扱われないことを受け付けながら生きてきたんです。
昔は食べても食べてもお腹一杯にならなかったんですよ。
だけど、自分が本当に満たされて幸せになる選択をしていった時に、体型も変わっていきました。
まさに深夜ラーメンも必要なくなっていったし、お菓子も食べなくなっちゃった。心が満たされているからだと思います。
岸田:
分かるなぁ。
楽しい時って、別にお腹すかないですよね。
子どもの頃、公園で3時間4時間って遊んでも別に何か食べたいと思わなかったし「あれ欲しいな」「これ欲しいな」って思わなかった。
あの状態が今もなお、起こってることですね。
Dana:
本当に!
その子どもの時の状態って【今に生きてる】今の選択で自分を満たしていってる。その状態で大人になっても生きられたら良いですよね。
岸田:
そうですね!
みんなでトイザらスに行きましょうか!
+++++
▪︎地道に一つ一つ丁寧に
綾乃:
子どもって鏡が好きじゃないですか?
写真もすごく好きだったり。
そういう<自分可愛いマインド>があるんだと思うんですよ。
ありのままを愛せてる状態。
そこって、本当に見習うべきポイントだなって思います。
岸田:
Danaさんもめっちゃ鏡見るんですか?
Dana:
見ますね。
朝起きた時に、今日はどういう状態かなぁって。
やっぱり、自分がいつもどんな状態か、
知ってあげるって大事だと思います。
岸田:
僕が朝起きてめっちゃ鏡を見てたら、奥さんにめっちゃ気持ち悪がられると思う。笑
Dana:
最初は、びっくりするかも知れないですね。
岸田:
最初だけか!
成功してる人をお呼びするから「すぐできた」って思いがちなんですけど、ここまで辿り着くのも、めちゃめちゃ時間がかかってるんですよね。
ちなみに「これが、Self Loveだな」って実感できたのって、どのくらいかかりましたか?
Dana:
結構かかりました。5年くらい。
地道に一つ一つ丁寧にやっていって、紆余曲折しながら、5年越しに「やっぱ、こうだなぁ」ってなりました。
綾乃:
プロになるのに5年かかってるから、2〜3日で挫けちゃダメってことですね!
岸田:
そうそう!そこは、本当にお伝えしたいところですね!
「すぐ、できるようにはなりませんよ」って。
それが真実で、そうあるべきだなって思うんですよね。
・自分の幸せを推しのように願ってあげる
・子どもに戻る
子どもを観察するのも良いんじゃないですか?
Dana:
すごく良いと思います。
岸田:
子どもってどんな風に行動してるかなって。
めちゃくちゃ学ぶこと多いですもん!トイザらス行きましょう!!
Dana:
公園でも良いですよ。
あるべき姿を子どもがいつも教えてくれるって思います。
岸田:
今後、Danaさんを知るにはどこを見れば良いですか??
Dana:
普段から自己愛『Self Love』についてのInstagramで発信しています。
岸田:
是非、DanaさんのInstagramをご覧ください!
綾乃:
本日は、ありがとうございました!
++++++++++
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渋谷クロスFM
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