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20日で転職を決めた話と退職に3か月かかった話9
前回は10の課長からのトンデモ発言についてお話しました。今振り返ると、ヤバい発言しかないですね。
今回は、労働基準監督署に相談した結果についてお話していきます。
労働基準監督署の特徴
労働基準監督署は、管轄区域内の企業がきちんと労働基準法を守って適法に営業しているかどうかを監督する機関です。
営業目的の組織ではないため労働者は無料で相談できます。これが一番大きいですし、話をきいてもらうだけで心が軽くなります。
労働関係の法律に大変詳しいので役に立つアドバイスをくれます。このおかげで、民法や労働基準法を調べるきっかけにもなりました。
しかし、会社への仲介できない事、証拠や資料がないと相手にしてもらえない事もあるので、事前にボイスレコーダーを購入して話の内容を録音しておくといいです。
相談した結果
10の言葉で特に危険と感じたのは2つでした。
⑥身元保証人に責任不履行で話します
⑦引き続きとか色々込みで3月17日じゃないと無理
親戚と家族、新しい職場に迷惑になるのだけは避けたかったです。このタイミングで有給について話をしておくべきでした。
2018/10/12(金)。札幌中央総合労働相談コーナーに電話しました。これは札幌中央労働基準監督署の中に入っている組織の一つです。
40分ほど話しましたが、かかったのは通話料だけで他は無料でした。
対応してくれた方の助言は以下の通りです。これも長くなるので箇条書きでまとめていきます。
①退職届は誰にどうやって提出するのか
・課長と話しても時間かかるだけだからまず施設長に退職願とこれまでのあらすじを伝えて渡していい
・そもそも直属の上司が受け取らないのがあり得ない。
・万が一、施設長が受け取らない事があれば助言指導する。内容証明郵便を使うときは施設長宛てで良い。
・施設長の話も録音するといい
②課長からの10のお言葉について
・民法は労働者側に退職日を決める権利があるから、雇う側の日付は無視していい。
・引継ぎ先、空いた穴は雇う側が決めるから無視していい。
・無責任、泥水、身元保証人に話す云々は雇う側の落ち度にしかならないから証拠を残しておくといい。
・(課長自身が10の言葉を「正しい事」と思って発言していたことを伝えた)管理職としてちょっと危険
・3か月も前に話している事、段階を踏んで話しているのでこちら側に落ち度はない
・「課長からの一方的な発言」「退職願を受け取らなかった」事がグレーよりのブラックだから、これで実害(暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段)が伴ったら介入せざるを得ない。
・社会福祉法人だからこういう件の傷は出来るだけ回避してくるだろうから、施設長が受け取り拒否した場合は内容証明郵便と受け取らなかった証拠(録音)があれば大丈夫。
そもそも民法で辞められることが決まっているから、事業所もそこまで粘らない。
提出後、何か話があるといわれた時は録音すると後で助かる。
③退職代行サービスについて
労働基準監督署からは利用を勧められない(最初は詐欺か何かだと思ってたらしい)けど、私の状況なら使う必要性はない事。
以上の事から課長の言葉はほとんど無視して良い事、録音の準備を進める事が分かりました。
おわりに
退職準備中に退職について端的にまとめているサイトを見つけたのでURLを載せておきます。
次回は録音という武器を持って、引き続き退職に向けて動いていきます。
写真は今日のアグラオネマ・マリアです。新しい葉っぱが生えそうで嬉しいです。