宇宙誕生の瞬間とは
宇宙誕生から10のマイナス32乗秒後以前に、宇宙は急速の膨張をしたとのこと。膨張後の宇宙のサイズは10の78乗倍以上になったとか。この大きさは、原子1個が光の3億3000万倍の速度で 直径10光年の球体に膨張するスピードに匹敵するのだとか。
宇宙の 温度は1000兆℃。この温度では素粒子は不思議な振る舞いをするらしい。素粒子の 1つであるヒックス粒子。ヒックスは素粒子に 質量を与える不思議な粒子だとか。
温度が 1000度以上ではヒッグス粒子は素粒子に質量 を与えなくなり、光子のように振る舞い始めるらしい。ヒッグス粒子が電磁相互作用を持ち始めるようなものとしている。
素粒子の間に働く基本的な力は全部で4種類あり「電磁相互作用」「弱い相互作用」以外に「強い相互作用」「重力相互作用」があると言われている。1000兆℃以上の宇宙 では、4つの力のうち「電磁相互作用」と「弱い 相互作用」が融合する。この頃の 宇宙を電弱時代と呼ぶそうだ。
スイスの大型 ハドロン衝突型加速器で宇宙誕生初期の エネルギー密度を作り出し2つの力が融合 するところを確認している。
これよりも 過去は実験データから推測する宇宙となる。
宇宙誕生から10のマイナス38乗秒後、「弱い相互作用」「電磁相互作用」に加え「強い相互作用」の3つの 力が1つにまとまっていた。3つの力を まとめる理論が「大統一理論」。 大統一理論の検証にどれほどのエネルギー が必要なのかというと現在の加速機の約 1000兆倍(誰が何を根拠に計算したのか?)。
宇宙 誕生から10のマイナス42乗秒後の全宇宙の サイズは陽子の10のマイナス20乗ほど。この大きさがプランク長。プランク長は物理学で説明できる限界の大きさになる。
ブランク長になると一般相対性理論と量子 力学は重大な問題を引き起こし計算不能に なってしまう。
よって、この頃の宇宙を 説明するためには量子力学と重力を統一し た究極の理論が必要になる。その候補として 超弦理論などが研究されている。超弦理論が正しいのなら宇宙誕生の 瞬間は、体積のない線でつがった和ゴムの ようなリングで表現することができる、、、。
という稀有で、嘘のようで本当なのかも確かめようもない宇宙の話。このでかい宇宙が、138億年前には陽子1個の10のマイナス20乗だったなどと、凡愚には想像することすらできない。
そもそも、地動説自体も信用していません。どう考えても、動いているのは天空で、地球は微動だにしていないと確信しています(地震があると時々動きますが)。雲は、さすがに動いているとは思います。
138億年前には陽子1個の10のマイナス20乗だったのが事実だとして、それが大きくなるスペースはどこにあったのでしょうか? 「無」から「無限」が生まれたのが宇宙と考えるならば、少しは納得できる気がするが、晩のおかずのことでも考えたほうが生産的と思えるほど、想像もできない話です。
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