複雑な投薬管理の方法【猫育て日記】

どうも、久しぶりに書き書きしますφ(..)
今回は仕事ではなく我が家でやっている管理工夫を紹介したいと思います。

我が家には猫が2匹います。
コロナちゃん(♀/推定11歳)とモルツくん(♂/推定6歳)です。

可愛らしいですね(*´ω`*) 親バカ

猫も生き物ですので健康で元気な子ばかりではありません。
コロナちゃんはいま甲状腺拡張症という病気を患っています。
バセドー病と言うと少し聞き慣れた病名になりますかね。
約2年程前から体調不良がみられ、病気が判明したのは約1年半前、完治がない病気なので、投薬の量は増える一方でした。

複雑な投薬

最初の半年程は心臓の薬が1日1錠

甲状腺の投薬を開始してからは心臓と甲状腺の薬をそれぞれ1日1錠

数値の経過が良くなく甲状腺の薬を増やす判断をしたのが去年10月頃
心臓と甲状腺の薬をそれぞれ1日1錠を続けつつ、3日に一度甲状腺の薬を1日2回やることになりました。

それに加え今年から肝機能を守るための薬が1日1錠増えました。

なんとも複雑!!

人間のように 水と一緒にごっくん♪エライね〜!! とはいきません。
仰向けにひっくり返して片手で口を開けて片手で薬をポイっと放り込みます。入れた後も吐き出さないように飲み込むまで口を抑えなければなりません。顎のところに指を置いておけば口は開けませんが、仰向け状態をあまり長いこと続けるのはストレスになってしまうため、すぐ飲み込めるようなるべく奥の方に放り込んであげる必要があります。

ここまでの至難の業を繰り広げるには1度にあげられる薬の数にも限界があります。現時点で私達夫婦は1度に2錠が限界です。

そうなると薬の飲ませ方は下記のようになりました。
- 毎夜、心臓の薬1錠+甲状腺の薬1錠
- 毎朝、肝機能の薬を1錠
- 3日に一度、朝の肝機能に加えて甲状腺の薬1錠

意識任せは危ない

ここまで複雑になる前でも投薬ミスは起こってしまっていました。

薬の形状が似ているがために心臓を2錠あげてしまったり・・・

相手があげていると勘違いして1日飛んでしまったり・・・

人間と違って動物の体は小さくてとてもデリケートです。
ほんの少しのミスが命取りになり兼ねません。

薬をペタペタ貼って再発防止しました!

関係者のスケジュールの管理

なんとも面倒なのは3日に一度の甲状腺の薬の管理です。
朝と夜にあげるため、10時間以上最低8時間の投薬の間隔が必要です。
つまり、朝の7時にやるためには、前日の夜は21時までにやる必要があります。

平日お互いフルタイムで働いている私達夫婦が最初に行ったのは、お互いの帰宅時間の管理です。
とくに朝の薬の前日、2人とも帰りが遅くなることがないよう調整する必要がありました。

Googleカレンダーを使って投薬の日付を管理して、お互いの予定を共有するようにしました。それによって、どの日にどちらが投薬を担当するか事前に調整を行います。
だいたい、土日を使って次週の予定を確認します。

LINEのグループで情報共有

いくら事前に予定を調整しても、仕事によって予定が狂ってしまうこともあります。そういったときにどんな対応をすべきかコミュニケーションを都度取るようにしました。

LINEを使って私達夫婦と近くに住む両親で猫グループを作り、その日の情報を共有します。

重要なのは完了報告

甲状腺拡張症は摂取した栄養をものすごい勢いで消化してしまうため、食事もこまめに取らせる必要があります。

栄養素の高いドライフードをどのくらい食べているか、どんな食事を何時に誰が与えたか把握して対応する必要があるので、それぞれが行ったことを共有します。

トイレも大切です。
トイレの回数が多いとそれだけ症状が悪くなっている可能性があるので、体調を知る重要なバロメーターになります。

そして最も重要なのは完了報告です。

何時に薬をやりました
何時に食事をやりました
何時にトイレを確認しました

これを共有することで猫たちが日々安全に過ごせるよう努められます!

ついでにモルツくんの体重管理もできます。
モルツくんは7.5kgの巨体です…。健康なデブです…。

永く幸せに過ごして欲しい

難しい病名に投薬の量を考えると病弱な子と思われてしまいますが、いやいや、とても元気に過ごしています(笑)

気の強いお姉様コロナちゃんは大人しいモルツくんを押しのけて膝に座ります(笑)

いつまでも元気に猫まみれの日々を送っていきたいです(*^^*)


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