相手と目を合わせるのがコワイ病
こんにちは。前回の記事では私が職場内のパワハラにあって会社と戦った結果、会社都合退職になったという記事を投稿しました。今までにないくらいに反響がありサポートもいただき大変励みになりました。読者の皆様、ありがとうございます。現在は失業手当をもらいながら好きなことをとやっております。時間ができましたので更新頻度もアップしたい次第です。
そして次の仕事を探さないといけないわけですが、退職前に発覚したある病気が原因でガンガン求職活動....ともいかず...今回はその詳細をお話しします。
会社がコワイ、お客さんがコワイ
学校を卒業して働き始めてからずっと職場で複数人のスタッフと連携しないといけない業務はどうしても人と話すのが怖くてなかなか体が動かず仕事が遅れてしまってロクに結果が出せずに人間関係が崩壊してしまうことが多くて悩んでいましたので、2021年の11月に東京の信濃町にある慶應大学附属病院の精神科で診てもらったところ不安障害と診断されました。
不安障害にも種類がありまして、私の場合は担当のドクター曰く社会(社交)不安障害ということです。これはひと昔前に"対人恐怖症"とか"あがり症"と呼ばれていた症状で、例えば会社で何か発表しないといけない場面や電話対応で大量の汗をかいたり手足がガタガタ震えたりそのせいで社会生活に支障が出るものを指します。
前職でも思い当たる節が多く、電話でのクレーム対応をする時は体が震えだして、声も上ずって何も考えられない状態になりよくわからない受け答えをしたまま電話を切ってしまうことが度々おこりました。ああ情けない。
相手の目はなぜこんなに怖いのか
いつから始まったのかわかりませんが人と目を合わせるのが異常に怖くて、特に初対面の相手の顔は一瞬しか見られないので対面での接客は本当に苦労しました。そしてまだ治っていません💧
いつも仕事中は逃げたしたい気持ちを気合いでやり過ごし次の日も通勤電車の中で緊張のあまり動悸がする始末。
結果的に現在(2022年2月)無職ですから社会参加できないという意味では確かに障害になっているのでしょう。
どうやって治療する?
現在はしばらく薬物療法で様子を見るということで毎日SSRIという脳内のセロトニンという物質を増やす薬を飲んでいます。
このセロトニンが脳内で不足すると不安と恐怖を感じやすくなるので、薬でセロトニンを補えば精神が落ち着いてく過度な緊張も緩和されるというロジックだそうです。
昔から変則的な出来事が不安でしょうがない
幼少期は予想に反した出来事が起こるとパニックで奇声をあげたり不安すぎるあまり号泣して周囲を困らせる気質だったので、そもそも体質的にセロトニンが少ないのかもしれません。
しかし仕事が消えたら元気になった‼︎
もう薬を飲み始めて約3ヶ月になりますが、効果のほどはまだよくわかりません。しかし私の友人によると顔色が良くなったと言われます笑。通勤しないといけないというストレスがなくなったこと、悪化した対人関係がリセットされたこともあり、仕事はなくなりましたがそのせいで皮肉にも少し健康になったと思います。
不安の症状は特に仕事中に現れるのでこれから仕事を再開したらどうなるか薬の効果が気になるところです。
そしてさらにADHDであることが発覚
....まあそうでしょうね。大半の人がすんなりできることが私の場合は全くできないことがいっぱいありますので。
次回はそのあたり私のよくわからないADHD特性エピソードをご紹介する予定です。お楽しみに。