好きな言葉を集めてみる
好きな言葉はなんですかꪔ̤̥?
小説の一節とか、偉人たちの名言とか、ドラマの台詞とか、恩師からの一言とか。
世の中にはたくさんの言葉で溢れていますが、誰もが一度は胸に突き刺さって抜けない言葉と出会うことがあるのではないでしょうか。
今回は、私が今まで出会ってきた言葉の中で一際美しく大好きな言葉を並べていこうと思います!完全自己満な言葉のコレクションです👊🏻
コレクション
宝塚の『桜嵐記』という作品に出てくる言葉です。
楠木正行と弁内侍は心を寄せ合っていますが、戦いの結末を知っているからこそ、己の行く末を知っているからこそ、「契りを結ぶことはできない」と言う正行。
そのやり取りの中で弁内侍がつぶやく言葉です。
恋というものを知り、愛しい人の命の限りも見え、だからこそこの世の中が美しく感じる、というなんとも切ない台詞です。
先ほどと重なる部分がありますが、「花も人も散りどきを知ってこそ美しい」という意味の句です。
私は細川ガラシャの辞世の句を小学校5年生の時に知ったのですが、こんなに綺麗な言葉があるんだと子どもながらに胸打たれた記憶があります。
<訳>
心臓が
天から地まで
くらっと振り子運動を続けた
初恋だった。
ドラマ『トッケビ』にも出てくる『愛の物理学』という詩の一節です。
初恋に堕ちた時の心情が綺麗に記されていて、読んでいて胸がキュッとなります。
『美女と野獣』のベルが歌う曲の中に出てくる歌詞です。
ここでいう「子どもの頃の夢」とは、「ここから飛び出して違う世界に行きたい」という夢であり、この歌詞の前にもベルは「今の世界が好き」と歌っています。
野獣と出会ったことで今の世界、今の自分を受け入れることができ、幼い頃からの夢を手放してもいいと思えたのではないでしょうか。
自信を持って今の私が好きと大熱唱するベルは本当に輝いて見えるのです。
女性同士の性愛を美しくも退廃的に描いたこの小説。
主人公のクーチがニューヨークの書店で、かつて愛し合っていた塁を思い出す場面の一節です。
クーチと累は痛々しいほどに愛し合っていましたが、それでも「白い薔薇」は数えるほどしか咲かなかったという事実。
運命的でありながら破壊へと導かれるふたりの関係性をすごく綺麗な言葉で表しているなと思いました。
おわりに
言葉ってすごいですよね。
すごいなんて簡単な言葉ですが、言葉の持つ力は本当にすごいです。
綺麗な言葉、美しい言葉に触れるたび、喜びと充足感でいっぱいになります。
これからも素敵な言葉に出会えるように、文字と触れ合う機会を大切にしたいです。
皆さんが今まで出会った大切な言葉も是非教えてください◡̈
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